こんにちは!エクシール清水です。
先日、母の日に贈り物をしました。毎年行っていますが、やっぱり1番喜ばれるのは感謝の言葉です。感謝の言葉を聞くとうれしい気持ちになりますよね。伝える側としては少し照れがありますが、家族に対してだけでなく、ちょっとした場面でも言葉に出して伝えられるようにしていきたいなと思います。
今回から始まるテーマは【工場での入退場ルール】についてです。衛生管理が求められる工場に入る際は、異物を持ち込まないように気を付けなければなりません。そのためには社内でルールを設定し、全員が同じ工程を踏んで入退場する必要があります。
本記事では最初の行程である着替えとローラーがけ・エアシャワーについて見ていきたいと思います。
工場への入退場の流れ
入退場は図のような流れとなります。これに加えて、この流れに入る前に自宅でできることもあります。例えば毎日風呂に入ることや髪の毛のブラッシングをすることなどが挙げられます。
工程別に注意すべき点
着替え
会社に着いてロッカーに私物を片付けた後は、指定のユニフォームに着替えます。キャップを被る際はネットもつけましょう。作業着には種類がいくつかあるので、各自のサイズに合った自社の工場に適したものを着用するようにします。
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着替えたら手洗いの前に体のほこりを落とす必要があります。ほこりを落とす方法として粘着ローラーとエアシャワーが挙げられます。
粘着ローラー
毛髪混入を防ぐ方法として効果的であるのは粘着ローラーです。ですが、ただかけるだけではなく、理想的なかけ方が存在します。
ローラーのかけ方は次の通りです。
頭⇒帽子全体⇒肩から背中の上側⇒腕の外側⇒腕の裏⇒脇の下から腰
首回り⇒胸⇒腰⇒足の前・内側⇒足の横・後側
特に服のしわや首回りはローラーが触れにくいので注意してかける必要があります。
実際に上記のようなかけ方をしたらどれくらい毛髪やほこりが取り除けるかを確認してみるのも良いかもしれません。
ローラーの種類としては多層剥離式でめくって捨てる粘着紙タイプ(左)と、ウレタンゲル製で水洗いして繰り返し使うタイプ(右)があります。
エアシャワー
エアシャワーは粘着ローラーの仕上げをするイメージです。
エアシャワーだけ使用しても完全な除去効果が得られる訳ではありません。必ず粘着ローラーと併用するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ポイントとして、着替えでは体のサイズと自社工場の環境に合ったものを着用すること、ローラー掛けは丁寧に行い、余裕があれば仕上げの位置づけとしてエアシャワーを使用することです。
作業着の管理方法は社内で設定し、またローラー掛けはかけ方を掲示して共有できるようにしておくことも大切です。
次回は手洗い以降の工程について見ていきます。是非ご覧くださいね!