こんにちは!エクシールの今井です(^O^)
最近チョコミントフレーバーがブームなのか、コンビニやスーパーでチョコミントの商品をよく見かけます!
歯磨き粉の味がするという人もいますが、私自身はかなりの大好物です(^_^)
チョコミントフレーバーの面白い商品があればぜひ教えてください!
さて、PDCAサイクルという言葉をご存知でしょうか?
モノをつくる工場に限らず、ビジネスの現場でよく耳にする言葉ですが、食品工場であれば5Sや品質管理の工場において役立ちます。
ぜひ、PDCAサイクルについて知り、安全な食品を製造しましょう。
PDCAサイクルって何?
PDCAサイクルとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Act(改善)それぞれの頭文字をとったものです。この順番にサイクルを回し、課題を改善していくというものです。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
Plan(計画)
目標を設定し、その目標を達成するために何をするべきか計画することです。
Do(実行)
計画を沿って実行することです。
Check(評価)
計画に沿って実行ができていたのかを評価することです。
Act(改善)
評価結果に基づいて改善策を考えて改善することです。
この時に、計画を止めるか、継続するか、改善していくかを考え、次のPlan(計画)に反映させることが重要です。
食品工場でPDCAサイクルをどう活用するか
食品工場では、衛生状態や品質の管理が年々重要視されており、現在はHACCPの義務化が予定されていたり、ISOやFSSCなどさまざまな規格も存在します。
計画を立て、実行し、評価して、改善していくことで物事を継続的に良い方向へ進められるPDCAサイクルを活用すれば、衛生状態や品質の向上につながります。
具体例として、5SでPDCAサイクルを回した場合をご紹介いたします。
1.5S改善の「計画」を立てる
自社工場で現状の5S活動について見直し評価してみましょう。
例えば、整理・整頓・清掃・清潔・躾を5段階で評価した時に整理と整頓は4だけど、他は2や1という評価だった場合は、評価の低かった部分の改善策を計画しましょう。
このとき、改善策は日程や時間、担当者など具体的な方が現場に反映されやすいので、5W1Hを用いるなどして、なるべく具体的に対策を考えましょう。
<例>
清掃→床の油汚れがひどいので、毎日業務終了後に〇時から30分間全員で専用の洗剤を使って泡洗浄する。また、毎月○日に業者に依頼し床を洗浄してもらう。 など
2.計画を「実行」する
たてた計画を実際に現場で行いましょう。
チェックシートなどを作成しておき、その通りに実行されたか確認できるようにしておくと評価をしやすいでしょう。
3.改善の結果を「評価」する
計画を実行して、現場の5S活動の状況は多少なりとも改善されているはずです。
その結果を再度5段階で評価し、現場がどのように変化したかを記録しましょう。
4.評価を元に「改善」する
評価結果をもとに、再度計画を立てましょう。
例えば、清掃と躾は4になったけれど、清潔が3ならば清潔の評価を上げるための対策を練り直したり、必要に応じて実行している内容を変更や修正します。
この流れを繰り返すことで、質の高い5S活動ができ、工場内の環境を継続的に改善することができるのです。
まとめ
いかがでしたか?PDCAサイクルはどの現場でも効果を発揮してくれる万能な現場改善の手段です。
5Sだけでなく、社員同士のコミュニケーションを改善してフードディフェンスに役立てるなど、さまざまな場で活用ができます。
ぜひ一度導入を検討してみてくださいね。
参考:「PDCAサイクルとは【改善活動の基礎講座-カイゼンの基本編:第7章】」
カイゼンベース様 https://www.kaizen-base.com/contents/kall-42418/