こんにちは!エクシールの清水です。
ついこの間まで天気も良くとても暑い日が続いていましたが、ついに梅雨入りですね。雨だと気分もぐっと落ちますが、この間の自粛生活を思い出して家でも楽しめる過ごし方を見つけていきたいと思います
さて、今回のテーマである「ヒューマンエラー」とは、人間が原因で起こる失敗(ミス)のことです。誰もが仕事中にミスをしないように気を付けているはずですが、なぜミスが起きてしまうのでしょうか。
本記事ではヒューマンエラーが起きる原因とその対策について説明していきます。現在の働き方について、ぜひ見直してみてください。
※2017年11月7日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して再度公開しました。
ヒューマンエラーが起きる原因
冒頭でも述べましたが、ヒューマンエラーとは人間が原因で起こる失敗(ミス)のことです。JIS Z8115 ディペンダビリティ(信頼性)用語では「意図しない結果を生じる人間の行為」と定義されています。
人間の行動は心理状況によって左右されることがあります。その行動が意図して行ったものなのか、あるいは意図せず起こったものなのかによって真の原因は変わってきます。
① 意図した行動によるヒューマンエラー
意図した行動とは、故意に行ったり手を抜いたりといった行動です。つまり心理的要因によるヒューマンエラーだと言えます。簡単に言うと違反行為に近いものです。
人間には感情や意思があります。初めのうちは細心の注意を払いながら作業をしていたはずが、作業に慣れてくるとより楽な方法を選んだり、「自分一人で進めても大丈夫だろう」「これで失敗や事故が起きるわけがない」と考えて作業を進めたりすることがあります。
マニュアルに背いて時間や手間を省く行動や、確認をしないで勝手な行動をとることはヒューマンエラーの要因の一つになります。
② 意図しない行動によるヒューマンエラー
意図しない行動とは、マニュアル通りにやっていてもスキルが足りなくて正確に作業できていなかったり、知識が足りずに思い違いで作業をしてしまったりといった行動です。これは知識・技術不足によるヒューマンエラーやマニュアル・教育によるヒューマンエラーだと言えます。
作業において機械の取り扱い方や、工場でのルール、緊急時のマニュアルなど必ず頭に入れるべき情報があります。しかし、知識が中途半端であると正しい判断ができず、思い込みによる誤った判断をしてしまうのです。
そして知識が入っていても技術(スキル)が伴っていない場合は、マニュアル通りに作業をしていても正しく作れないということもあります。
また、作業方法や生産計画などに無理があるものや、社内教育がうまく行き届いていないなど、日頃の業務の問題点がヒューマンエラーを起こすこともあります。職場内のコミュニケーション不足も社員同士の意思疎通ができずにヒューマンエラーを起こす要因となり得るので注意が必要です。
ヒューマンエラーはどう対策する?
ヒューマンエラーをなくすことは非常に難しいですが、少なくすることはできます。また、エラーが起きる前提で、どれだけリスクを最小限に抑えるかを考えることも大切です。できることからヒューマンエラー対策をしていきましょう。
① 教育の徹底
知識不足を改善するためには教育の徹底が必須です。研修だけでなく日々の業務から声をかけたり、注意喚起をしたりします。ですが、どれだけ覚えようとしても記憶は曖昧で忘れてしまうことがあります。それを防ぐために作業手順のチェックシートを用意して個人・社員同士で確認することも大切です。
② わかりやすく・やりやすい作業にする
人によって作業ができないという内容では、いずれミスが起きてしまいます。そのためいつ誰がやっても間違えない方法を確立する必要があります。例えばマニュアル等の書類もわかりやすいものでなければなりません。誤認しやす文字は使わない(数字の1とアルファベットのl、数字の0とアルファベットのO)といった対策もできます。
わかりやすい作業にすることは、間違いが起きたときに、周りがすぐに気づくことができます。すぐに気づくことができれば問題が大きくなる前に解決できる可能性が上がりますね。
③ フェイルセーフ・フールプルーフ
簡単に言うとフェイルセーフ(fail safe)とはミスや機械エラーが起きても安全が維持できるように工夫することで、フールプルーフ(fool proof)とはそもそもミスができないように設計することです。
詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ヒューマンエラーが起きる原因を知ることで適した対策方法を考えることができます。作業員の体調や心の状態を把握したり、社内のコミュニケーションを充実させたり、わかりやすいマニュアルにしたり。またエラーが起きてしまってもリスクが最小限になるようにすることもできます。
今一度、自社で起きているミスが人為的である場合、それがヒューマンエラーなのかどうか、またヒューマンエラーの場合は意図的であるかどうかを確認し、真の原因を突き止めて対策できると良いですね。


