公開日: 2017年12月13日 - 最終更新日: 2022年8月10日

食品業界向け|気になる展示会5選!【2018年 上半期】

鈴木ちか
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こんにちは!編集長の鈴木です。
師走も半ばに入り、今年も残りわずか。一年の反省を振り返りつつ、来年に向けた目標作成をしていく時期になりました!

今回の記事では、2018年度の上半期(1~6月)に行われる、【食品業界向け】展示会の中でも、編集長鈴木の独断と偏見で気になる5つをご紹介していきます。

 

業務用厨房、厨房設備のことなら!
2月「厨房設備機器展」

「国際ホテル・レストランショー」「フード・ケータリングショー」そして「厨房設備機器展」の3つの展示会が同時開催されるHCJ2018。
業務用厨房をはじめ、厨房設備や調理器具、食器や衛生関連用品まで、食品を加工する工場にとっては魅力的なブースが集まっています。

注目ポイントは今年から新たに設立された「HACCP対応対策ゾーン」。HACCP義務化に向けた技術や情報収集の場として、活用が期待されます。

HCJ2018 厨房設備機器展
会期:2018年 2月 20日 ~ 23日
会場:東京ビッグサイト
http://www.jma.or.jp/hcj/index.html

 

オリンピックに向けた海外客対策!
2月「インバウンドマーケットEXPO 」

年々増え続ける訪日外国人。その数は昨年で2400万人に達し、その総消費額は “37,000 億円超” と、大きな市場になってきています。
この展示会では インバウンド(訪日外国人向けのサービスやイベント、食事等)を総合的に取り扱っており、食品関連では「インバウンド対応食・お土産ゾーン」にて、ハラル食やコーシャ食、日本食などを扱っています。

2020年の東京オリンピックに向けて、インバウンド市場の情報収集に最適な展示会です。
厨房設備機器展と一緒に回ってみてはいかがでしょうか?

インバウンドマーケットEXPO 2018
会期:2018年 2月 21日 ~ 23日
会場:東京ビックサイト
http://www.jma.or.jp/ime/index.html

 

 

あらゆる食品・飲料が勢ぞろいの専門展
3月「FOODEX JAPAN」

アジア最大級の食品・飲料専門展示会というだけあって、生鮮食材・調味料から菓子類・デザートまで様々な食品が展示されています。その他にも、人手不足解消、時短をうたったショートタイムクッキングや、パッケージ・ロジスティクスのブースも。

気になるのは「グローバルスタンダード」のブース。食の安全と国際規格認証取得についてはもちろん、FSSC22000認証、SQF(セーフ・クオリティ・フーズ)認証製品など、製造者はもちろん品質管理担当者も情報収集の場として活用できるのではないでしょうか。

FOODEX JAPAN 2018(フーデックスジャパン)
会期:2018年 3月 6日 ~ 9日
会場:幕張メッセ
https://www.jma.or.jp/foodex/index.html

 

 

アジア最大級「食」のトレードショー!
6月「FOOMA JAPAN」

おそらくご存知の方も多いと思いますが、毎年10万人以上の来場者を誇る、食に関わる総合展示会「FOOMA JAPAN」。
昨年の出展者数は789社とものすごいボリュームのため、視察の際はどのエリアを回るか予定を立てて行くことをお勧めします。

展示分野は食品・飲料とその原料に加え、衛生管理・鮮度、品質保持など、食に関わる製造から梱包・保管・発送まですべてを網羅した大きな展示会です。
私も出展者側として参加したことがありますが、本当に毎回活気のある展示会で、お勧めです。

FOOMA JAPAN 2018(フーマジャパン)
会期:2018年 6月 12日 ~ 15日
会場:東京ビッグサイト
http://www.foomajapan.jp/index.html

 

原料からOEMまで!飲料・液状食品の専門展
6月「ドリンクジャパン」

展示会のタイトルからして飲料メーカー向きのように思えますが、違います。ドリンクジャパンは、飲料はもちろん、液状食品の開発・製造技術が集まる展示会です。
原料から製造設備、パッケージや物流も取り扱われています。

また、同時開催の「インターフェックスジャパン」も注目です。こちらは医薬品・化粧品の製造技術展なのですが、同じ人体に入るものとして、「滅菌・クリーン化ゾーン」は衛生対策の情報収集に活用できるのではないでしょうか?

ドリンクジャパン
会期:2018年 6月 27日
会場:東京ビッグサイト
http://www.drinkjapan.jp/

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?情報収集は所属部署に関わらず大切なことです。新しい技術を探しに行くことで、新商品の開発のヒントになったり、製造効率の向上に繫がったり、認証制度の情報収集にもなったりと良いことはたくさん!
普段社内にいることが多いからこそ、こういった機会に外の情報に触れてみるのも良いかもしれませんね。

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鈴木ちか

ウレタンの特性を活かし様々な商品を製造・販売している、株式会社エクシールで働いています。最近は食品工場向けの依頼が多く、仕事を通して学んだ製造業のアレコレを記事にしていきたいと思っています。同じ製造業の方が見て何かヒントになるような、そんな記事が描けるよう日々努力していきます!
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