こんにちは!
エクシール公式オンラインショップ「ゲルコム」の運営をしております、エクシールの今井です(^^)/
食品・製薬・半導体などの製造工場では細かいほこりや毛髪の混入を避けるためにエアシャワーを活用しているところも少なくないと思います。
エアシャワーとは、風をクリーンウエアにあてることで、ウエアに付いたゴミを飛ばす機械です。
今回の記事ではこのエアシャワーについて触れていこうと思います!
エアシャワーの落とし穴…通るだけできれいになる?
食品工場をはじめ様々な製造の現場で採用されているエアシャワー。私の働いているエクシール(ウレタンゲルメーカー)にもあります。
クリーンルームや作業室に入る前に利用するエアシャワーですが、「エアシャワーさえ通ればホコリが取れている」なぁんて思っていませんか?
例えば、少量のホコリならエアーで吹き飛ばすことは可能でも、エアーの出る角度や時間設定などによって、十分に効果が発揮できないこともあります。また、エアーの当たりづらい足元の対策はどうでしょうか?
そこで、エアシャワーと合わせて対策することでエアシャワーの効果をより高めることのできる「プラスα」の対策について、次項目からご紹介していきますね。
プラスαの対策1:粘着ローラー
エアシャワーを効率的に使う為にも、エアシャワーだけで対策を完了しようとしてはいけません。 汚れた状態でエアシャワーを使うと、ホコリが舞い上がってしまうだけでなく、作業室側のドアが開く際に舞い上がったホコリが作業室の中へ侵入してしまう恐れもあります。
そこで大切なのは、エアシャワーに入る前の対策です。「粘着ローラー」を入る前にかけることで、大まかな汚れをエアシャワー前に落とすことが大切です。
ゲルコムで販売中の「 ボディローラー 」は、粘着紙を使用しておらず、粘着部分はやわらかいゲル素材で作られています。
柔らかく3mmの厚みがあるため、身体になじみより多くの異物(90%以上)を除去できます。
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プラスαの対策2:粘着マット
エアシャワーはもともと軽くて細かいホコリを吹き飛ばし、排気口から吸い込む仕組みになっています。
なので、少し大きなゴミ…例えば毛髪、紙片などの重くて大きなゴミは床に落ちてしまう可能性があります。
汚れた床を踏んだ靴底でクリーンエリアに入るのは、避けたいですよね。
対策の一案として、踏むことで靴底の汚れを除去する「粘着マット」がおすすめです。
エアーの当たりづらい足元を対策することで、より確実に異物混入を防ぐことが出来ます。
ゲルコムで販売中の「 ステップマット® 」は、サイズ展開が多く、エアシャワー内に敷き詰めることもできます。
エアシャワー内に粘着マットを設置すると、床に落ちていたゴミが再飛散する可能性が低くなり、より高い異物対策効果が見込めます。
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プラスαの対策3:壁用粘着シート
エアシャワーの排気口に、吹き飛ばした全てのホコリが吸い込まれるわけではありません。 吹き飛ばしたホコリを対策する方法として「壁用粘着シート」を貼るという手法があります。
「粘着マット」を細かく切ってエアシャワーの壁に貼っているという声も聴いたことがありますが、ゲルコムで販売中の「ダストキャッチャー」は、はさみで簡単に切れる上に何度もくり返し使えるので、低コストでエアシャワー内のホコリ対策ができます。
また、エアシャワーを効果的に使う為にも定期的に清掃をすることがポイントとなってきます。ダストキャッチャーの汚れを目安に、定期的な清掃を心掛けましょう。
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粘着シートには、エアシャワー内に貼るものだけでなく、直接ウエアの異物を除去するものもあります。
下の写真の製品は、背中に付着した異物を除去する粘着シートです。
粘着ローラーの後の仕上げとして活用できます。
ゲルコムで販売中の「 ハイメンマット 」は、もたれかかるだけで背中のゴミを除去できる粘着マットです。
厚さ4cm程度のマットの上に粘着シートを貼り付ける構造になっており、肩甲骨以外の場所にもフィットします。ローラー掛けの後に仕上げとして使用することで、エアシャワー内に多くのゴミを持ち込まないようにできます。
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プラスαの対策4:静電気除去器機
細かいホコリは静電気による影響を特に受け易いため、風の摩擦などで起こる静電気が原因で体の周りにホコリを吸い寄せてしまうことがあります。
これは、帯電が起きにくいウエアを使ったり、取り付け式の静電気除去機器を用いることで対策することが可能です。
まとめ
いかがでしたか?
プラスαの対策を行いエアシャワーの苦手な部分を補うことで、より効果の高い異物混入対策をすることが出来ます。
上記に加え、運用の仕方やメンテナンスの方法・頻度をしっかり決めて実行していくことで、より確実な衛生管理を行っていきましょう。