こんにちは。編集長の鈴木です。
バレンタイン、チョコレートを渡した(or貰った)方もいるのではないでしょうか?
私は終業後に後輩と約束をして、手際が悪くどたばたしながらも何とかチョコマカロンを作製しました。プロのお菓子屋さんはすごいと実感・・・。
さて、話は変わりますが、今回は食品工場でよく聞く「工場の床がフォークリフトのタイヤ跡で汚い…」を解決する、フォークリフト用粘着マットについて、設置個所の面から見ていきたいと思います。
導入を検討していらっしゃる方がいましたら、ぜひ参考にしてくださいね!
「工場が汚い」はあらゆる工場で発生する悩みの一つ
食品や医薬品、衛生用品などを作る工場はもちろん、今やさまざまな製品の製造工程にて「衛生管理」が求められています。
製造現場では毛髪混入を防ぐためにクリーンウエアを着用し、ホコリの持ち込みを防ぐためにエアシャワーや粘着ローラーの対策を行っている会社も多いのではないでしょうか。
しかし、作業をする部屋の中だけを徹底的に対策すればOKかと言うと、そうではありません。
必要な資材や原材料は必ず外部から、受け入れ箇所である倉庫などを経由して作業室へと入っていきます。倉庫の床が外部からのホコリやゴミで汚染されれば、その汚染が原材料の受け入れと一緒にクリーンでなければならない工場内に入ってきてしまう恐れがあります。
「工場の床が汚い」という悩みは、業種を問わずあらゆる工場で発生する悩みの一つなのではないでしょうか。
「リフトマット」がどうやってタイヤ汚れを消すのか?
フォークリフトやAGVのタイヤ汚れを除去する「リフトマット」は、素材のポリウレタンが持つ粘着力でタイヤについた細かいホコリや汚れを吸着します。通常の粘着紙のタイプと比べて異なるのは、以下の3点です。
①厚みがあるのでタイヤが通った時に剥がれてこない・巻きつかない
②やわらかいので凹凸の間のホコリもキャッチしやすい
③吸着した汚れが水洗いで落とせるので、何度も繰返し使える
汚れた床を清掃するのは大切なことですが、それだけでは新たに侵入した汚れによって、再び汚くなってしまいます。
エクシールのマットは通過する度にタイヤ自体をきれいにするので、そもそもの汚れを広げない対策ができます。
ポイントは「設置する場所」
リフトマットでの対策で一番ポイントとなってくるのが「設置する場所」です。
リフトマットは素材の特性上、「量の多いゴミ」「大きなゴミ」「硬いゴミ」には対応できません。そのため「工場の外から来るフォークリフトのタイヤ」のゴミは除去できません。
では、リフトマットはどこに使うかと言いますと、グレーゾーンと屋内の間に設置し、屋外用フォークリフトで持ち込まれた汚れを工場内に持ち込まないようにするために使用します。
これに加えて、長く使用していただくためにも、マット上で転回・ブレーキ・発進をしない場所に設置することもポイントになってきます。
設置に向いていない場所/向いている場所
工場の床をきれいに保つためのリフトマットですが、設置場所に向き、不向きがあります。
設置に向いている場所と向いていない場所をまとめてみましたので、参考にしてみて下さい。
★設置に向いていない場所
・屋外、または屋外からの直接の搬入口
・汚れが激しい場所(清掃頻度を増やす必要があります)
・小石、金属片など、硬くて鋭いゴミが多い場所
・濡れている場所
・フォークリフトが転回や停車、発進を行う場所
・床面の凹凸が激しく、ゲルが設置できない場所
★設置に向いている場所
・塗床や樹脂床
・フォークリフトが直進する通路
・乾いた場所
・グレーゾーンや作業室に入る前
まとめ
いかがでしたでしょうか?
工場内の床をきれいに保つためには、屋外からのホコリをグレーゾーンより先に持ち込まないことが大切です。
リフトマットを使って屋内エリアに入る前に運搬車両の汚れを落とす対策に加え、そもそもグレーゾーンに入る前に、屋外から持ち込む大きな汚れを減らす対策をすることも効果的です。
しっかり対策をして、工場内の衛生管理をより確実なものにしていきましょう。