こんにちは、鈴木です。先日、親戚から、タペストリーのクリスマスツリーをいただいたので、飾りつけしてみました。
最近の100円均一にはオーナメントだけでなく電飾まであるのですね!驚きです。これならしまう時もコンパクトですし、季節じゃない時もおしゃれなツリーのタペストリーとして飾っておくのもよいかもしれませんね^^。
さて、今回の記事では製造工場のコストダウンのまとめと題しまして、工場内で行える経費削減を、電気代・水道代・事業ごみの処理費用代から見てご紹介していきたいと思います。
製造工場の省エネ・コストダウン
人件費や原材料費の価格上昇に合わせて、価格競争も激しくなってきている近年。
これに加え、更に年々深刻化してきているエネルギー問題から、省エネに関しても関心が高まってきています。
このことを受け、どこの企業でも頭を悩ませているのが「コストダウン」「経費削減」についてなのではないでしょうか。
次からご紹介する見直しのポイントを参考にして、自社に合った経費削減の方法を検討してみてはいかがでしょうか?
電気代を削減するポイント
製造工場では毎日たくさんの電気が使われています。その中でも照明機器に使われる電気使用量は4割と言われています。
ここではこの照明にかかる電気代の見直しポイントについてご紹介します。
◆電気代の見直しポイント
・インバータ方式を採用する
・照明を消す、間引く
・消費電力の少ないLEDを使う
インバータ方式とは、ON・OFFだけでなく明るさの調節が可能な照明システムです。
このシステムや屋内の不必要な部分の照明を間引くことで、電気の使用量を削減することを検討することが、電気代削減を見直すうえで最初のポイントとなります。
また、水銀灯に比べ約8割の電気代を節約できるといわれているLED照明には、導入の際に利用できる「補助金制度」が存在します。
検討の際にはこちらの補助金制度も上手に利用していきたいですね。
★補助金の種類や申請時の注意ポイントなどに興味のある方は、是非こちらの記事でも詳しくご紹介しておりますので、チェックしてみてくださいね。
水道代を削減するポイント
製品を作るためには、洗浄や冷却、調理過程などに大量の水を必要とします。
水道代もタダではないので、経費削減できるところはしていきたいですよね。
ここでは工場の水道代を削減するためのポイントについてみていきましょう。
◆水道代の見直しポイント
・従業員全員で節水を意識する
・節水用の機器を使う
・膜ろ過システムを導入する
・下水道減免制度を申請する
最近の蛇口やノズルは節水モードが搭載されているものもあるため、積極的に導入していきましょう。また、ろ過システムを利用したろ過水は、通常よりも割安な価格で使用できるため、大量に水を使う工場は一度検討してみることをお勧めします。
また、蛇口をひねって出した水の量(上水道)と下水に流した水の量(下水道)の量が大きく異なる場合に認定される「下水道減免制度」をうまく活用できる場合、大きな水道代の削減が見込めるため、可能性がある場合には一度確認してみるとよいでしょう。
★水道代のコストダウンについてはより詳しく記載した記事がございますので、こちらもチェックしてみてください!
事業ごみ処理費用を削減するポイント
節約!省エネ!と聞くと、電気代や水道代を思い浮かべてしまいますが、忘れてはいけない経費の一つとして「ごみの処理費用」が挙げられます。
工場で出たごみ(=事業ごみ)は「産業廃棄物」「事業系一般廃棄物」と呼ばれ、一般の家庭ごみとは異なり、処理にお金がかかってしまいます。
ここではごみの削減方法と見直しのポイントについてご紹介します。
◆事業ゴミ削減の際の見直しポイント
・ペーパーレス化を行う
・捨てる際の分別を徹底する
・過重梱包を避ける
・繰り返し使えるものを使用する
・生産ロスで出るゴミを少なくする
会社で出るゴミを少なくすることも、立派なコスト削減になります。
まずは現在の自社のゴミ処理費用を理解して、目標を立ててごみ削減を行っていくことが大切です。
ゴミを減らす基本は、本当に必要なものか見直すことと、繰り返し使える(ゴミが出ないもの)を取り入れることになります。
ステップマットなどのゴミを出さない衛生対策グッズなどを上手く使って、廃棄物の少ない工場を目指しましょう。
★事業ゴミ削減に関する詳しい記事はこちらです。是非こちらもチェックしてみてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?
コスト削減は大変ですが、もしも今回の記事の中に今まで気にしていなかったような項目があった場合、それは今以上のコストダウンを見込めるチャンスということになります。
自社に合った経費削減アイデアを取り入れて、省エネ・コストダウンを目指しましょう!