こんにちは!エクシールの今井です(^O^)
つい先日、スマホを最新のものに買い替えました!
ロック解除に顔認証機能が付いているのですが、最近はのどが痛くてマスクが外せないので結局数字認証機能を使っています(+o+)
さて、本日は食品工場の手洗い場の清掃についてお話ししていきます。
食品工場で工場へ入る時、必ず行う「手洗い」。
清潔な手で作業をすることは食中毒予防や異物混入などのリスクを減らしてくれます。
しかし、手洗い場の清掃が不十分だとしっかりと手洗いをしてもその効果が得られないこともあります。
今一度、清掃するべき点を見直してみましょう。
手洗い場の清掃・整備が大切なワケ
手洗い場の清掃は手洗いの効果を減少させないために必須です。
手洗いをマニュアル通りにしっかりと行っても、蛇口や爪ブラシが汚染されていたり、洗浄液が必要以上に水で薄められていたり、タオルが汚れていれば意味がありません。
手洗い場の清掃・整備を徹底することは、手洗いを効果的にし、菌や異物を工場内に持ち込まないことに役立ちます。
手洗い場の清掃方法
手洗い場の理想としては、以下の通りです。
- 消毒液や洗浄液などの備品が補充されていること
- 整理整頓され、汚れや排水溝からのニオイがないこと
- 爪ブラシが劣化・汚染していないこと
- ゴミ箱にゴミがたまったまま放置されていないこと
手洗いの環境を整える目安にしてみてください(^_^)
さて、清掃方法については以下を参考にしてみてください。
◎シンク・蛇口の洗浄
- 中性洗剤を付けたスポンジで、シンクと蛇口全体をこする。
- 流水で洗い流す。
- 清潔なダスターで水分を拭き取る。
- アルコール製剤で消毒する。
(この時水分が残っていると効果が十分に出ません。)
◎爪ブラシ
- 中性洗剤を爪ブラシにつけ、こする。
- 流水で洗い流す。
- 手袋と保護メガネ等を着用し、換気している状態で、希釈した塩素系漂白剤に10分程度浸しておく。
- 再度流水で洗い流す。
- 乾燥しやすい清潔な場所で保管する。
※劣化や破損していれば異物混入の危険もあるため、買い替えましょう。
◎洗浄液のボトル
- 中性洗剤を付けたスポンジで、ボトル・ノズル・底など全体をこすり、ぬめりを落とす。
- 流水で洗い流す。
- 乾燥させる。
- 内容量が少なければ補充する。
まとめ
手洗い場は毎日大人数が使用するため、汚れやすい環境にあります。
清掃が億劫に感じてしまうかもしれませんが、一番身近な食中毒・異物混入対策だからこそ、その環境はいつも清潔にしておくことが大切ですね。
蛇口や洗浄液のノズルに直接手を触れなくても水や液が出る装置や、ペーパータオルは下に引っ張るものにするなど、汚さない工夫もできるので清掃と合わせて設備の見直しもしていけると良いですね(^_^)!
参考
施設の洗浄・消毒マニュアル|文部科学省 http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2010/05/25/1292018_05.pdf
手洗い設備|前室|食品加工|洗浄ナビ|花王プロフェッショナル・サービス株式会社 https://www.kao.co.jp/pro/clean_navi/plant/prepare/05_hand_wash_epuip.html#an01
手洗い設備・備品の衛生管理・洗浄マニュアル|はじめてみよう!自分できる衛生管理|プロの衛生管理|ライオンハイジーン株式会社 https://www.lionhygiene.co.jp/hygiene/start/17/