こんにちは!エクシールの清水です。
「エクシールのお知らせ」カテゴリ内のブログが更新される予定ですが、先日新入社員歓迎会第2弾がありました。普段話せないこともたくさん話すことができて良い機会になりました!ただ、ジェネレーションギャップを感じ始めているので最近の流行などは新入社員から教えてもらおうと思います…(笑)
さて、今回のテーマは「泡洗浄」です。
洗浄の中でもいろいろな方法がありますが、泡洗浄(フォーミング洗浄、発泡洗浄など)にはどのようなメリットがあるのでしょうか。早速見ていきましょう!
洗浄の目的
食品工場における洗浄の目的を確認します。洗浄の目的は、主に以下の3点です。
①原材料から製品までの工程で異物混入を避ける。
→工程が移るタイミングでの残留物や香りの移行を防ぐ。
②製造環境の衛生状態を維持する。
→微生物の除去と発育を阻止する。
③製造設備や機器の効率を上げ、使用期間を延ばす。
製造設備や機器に汚れ(食品残差、水由来の異物、微生物など)が残ると、微生物のエサになり増殖してしまいます。例えば食品残差の中で微生物の増殖が起こると、食べ物の成分が分解され、異臭や腐敗臭、食中毒等の原因につながります。
そのため洗浄することは微生物による食中毒の予防にもつながりますね。
泡洗浄について
泡洗浄とは発泡性の洗浄液を希釈し、エアーを混入して発泡させ、吐出することにより、被洗浄物及び汚れとの付着性を向上させ、洗浄成分と汚れを充分に接触させることにより、化学的エネルギーを活かして汚れを落とすことができる洗浄方法です。(株式会社クレオ 参照)
メリット
- 形状の複雑なところや、垂直面・危険個所にも付着し保持するので、全体の洗浄が可能。
→大きな機械は漬け置き洗浄ができないが、細かな泡で隅々まで覆うことができる!
→人では届かない場所も洗浄可能! - 洗浄液を視認しやすいので、洗浄剤が付着していない部分(=洗浄できていない部分)が確認しやすい。
- 少量の洗浄剤を発泡させて散布するので経済的。
- 洗浄成分の効能を発揮しやすい。
デメリット
- 専用の機械が必要。
- 汚れが大量にある場合、一度に洗浄しきれない場合がある。
- 泡の状態が洗浄効果に影響する。
└軽すぎる泡(ドライな泡)→汚れに浸透していかない=反応が不十分になる。
└重すぎる泡(ウェットな泡)→水分が多すぎ、水っぽい=接触時間が短く、付着保持されない。 - 薬剤の性能に左右されやすい。(コスト、すすぎ時間など)
まとめ
いかがでしたでしょうか。泡洗浄のメリット・デメリットを確認しましたが、汚れの種類や場所によっては泡洗浄ではなく、超音波洗浄や真空洗浄、洗剤を使って漬け置き洗浄など使い分ける必要がありそうです。また、洗剤の成分によっては法律(PRTR法、毒劇物取締法、消防法など)に引っかかるものもありますので、使用する際は成分にも着目してくださいね。
洗浄方法や洗剤を使い分けることで、機器の寿命を延ばし、より経済的・効果的に衛生状態を保っていきましょう。
下記記事も参考にしてください☺


