こんにちは!エクシールの今井です(^^)/
先日、初詣に行きましておみくじをひきました!
結果は半吉…(-“-)
いいのか悪いのかわからない微妙な結果でしたが、旅行は「悪し」とのことなので、あまり遠出はしないようにしようと思います( ;∀;)
さて、食品工場のユニフォームには白や青、緑やピンクなど、さまざまな色がありますが、それはなぜでしょうか?
本日は、ユニフォームの「色」がもたらす効果についてお話していきます。
食品工場のユニフォームにカラーバリエーションがあるのはなぜ?
食品工場では、工場内へ入るときに必ずユニフォームを身に着けます。
これは、異物混入対策のためだということは常識ですよね。
しかし、なぜユニフォームにカラーバリエーションがあるのかを考えたことはありますか?
暑い環境や寒い環境、ウェットな環境やドライな環境など、作業現場に応じてユニフォームの素材が違うように、色展開にも様々な意図があります。
自社にあったものを探す際の参考にしてみてください。
ユニフォームの色とその効果について
白
汚れが付くとよく目立つため、衛生管理に力を入れている工場で使うのに向いています。
食品工場内で黒などの濃い色を身に着けないのは、汚れや異物が付着したときに気付きにくいためです。
食品工場では最もポピュラーな色味です。
青
青は、心理的な作用で作業者が落ち着く効果があるため、細かい作業をする環境に向いています。
また、暑い環境で青色を身に着けると、視覚で冷たさを感じるため作業者の負担を軽減することができます。
青は、一般的な食品にはない色味なので、万が一破れて混入しても見つけやすいといったメリットがあります。
緑
緑は、自然の中にある色なので、目に優しく、安らぎを与える色です。
白や青と同じく、緑は清潔感を感じる色であり、ユニフォームによく使用される色です。
ピンク・オレンジ
暖かい印象があるため、寒い作業環境に向いている色です。
また、赤や黄色に近い色は注意喚起のイメージもあり、汚染エリアや準清潔エリアの作業者が、ほかのエリアへ入らないようゾーニングに使用するのも異物対策に有効的です。
ユニフォームでできる異物対策とは?
上記のように、様々なカラーバリエーションがありますが、この色数を有効に使えるのがゾーニングです。
HACCPの制度化が近づいてきた今、各工程の管理が重要になります。
汚染エリア、準清潔エリア、清潔エリアと線引きをして、それぞれで違う色のユニフォームを身に着けることで、交差汚染を防ぐことができます。
一目でどこのエリアの人なのかがわかるように、床の色とユニフォームの色を合わせると、誰でも簡単に判断をすることができます。
例えば、汚染エリアはピンク、準清潔エリアは緑とした場合、緑の床にピンクのユニフォームの作業者がいたらとても目立ちます。
同じ色の床で作業をするように伝えれば、外国人など言葉の壁がある人にもわかりやすい対策ができるかと思います。
毛髪や汚れがより目立つように白いユニフォームを使用している工場でも、ワンポイントで色を入れたり、エプロンだけ違う色にするなど、工夫次第で色によるゾーニングを行うことができます。
まとめ
いかがでしたか?
ユニフォームの色一つでも、持つ印象や効果が違い、それをうまく使えばゾーニングや異物対策などを効果的に行うことができます。
色の違いによるゾーニングの一番のメリットは一目で誰にでも違いが判るということです。
ぜひ、色の効果を利用して異物対策に役立ててください!
<参考>
医療機関や食品工場などユニフォームはなぜ白色なの? | ビジネスレポート | 株式会社マエカワユニフォーム
https://maekawa-uniform.com/businessreport/2019/07/26/364/
ユニフォーム選定の10ポイント|foodesign
http://www.foodesign.net/haccp/haccp_blog_old/yunifomuxuandingno10pointo#TOC—4