こんにちは、エクシールの鷲見です。
今回は、食品の配送車の管理についてお話をしたいと思います。
原料やお弁当の配送に使用している配送車ですが、適切な管理はできていますか?
食品の取り扱いは受け入れから提供する段階まで衛生面での対策が必要です。製造段階でどれだけ対策を行っていても、配送途中がおろそかになっていたことにより、食中毒や異物混入を引き起こす可能性があります。
配送車を使用するうえでどのようなことに気を付けるべきか本記事にてご紹介していきます。
管理の際に気を付けること
コンテナや車両は毎日清掃を行う
コンテナ、車両は毎日清掃、消毒を行います。内部を水洗い又は水拭きをし、水分をよく切ってから積み込みを行います。清掃の際は、異物混入の原因となるのを防ぐため、内部の剥がれや破損がないかも同時に確認します。
配送後も、食品残渣や水分等は残っていないか、異臭はしないか確認します。
車内を介して食品が汚染されることは必ず避けなければいけません。埃が溜まりやすい隙間や清掃が行き届きにくい場所は無いかなどのチェックを定期的に行うことも衛生を保つ管理のポイントです。
他にも常に清潔を保つことが出来るよう、車両内及びコンテナ内は洗浄がしやすい材質のものを選びましょう。
温度管理の徹底
配送時の温度管理が行き届いていなかったことにより食中毒を引き起こす可能性があります。食品に応じて温度設定ができる車を使用しましょう。
また、温度測定のためにデジタル温度計、アナログ温度計の2種類を設置しダブルチェックを行います。最低でも配送前、1日1回以上は必ず温度を確認し、異変にすぐ気づけるよう数値を記録します。
また、内部の温度変化を避けるため扉の開閉はなるべく短い時間で行いましょう。
配送時間の管理
お弁当や仕出し料理など食品の状態によっては、長時間の運転を避ける必要があります。
喫食時間が分かっている場合は、その時間を考慮して配送ルート、出荷時間を設定しましょう。
無駄なものを積載しない
交差汚染を防ぐため、配送に必要な物以外は積み込みません。
どうしても食品とそれ以外のものを混載しなければいけない場合は、食品が他の物品に触れないよう区分けを行います。
身だしなみを整える
髪形や爪の長さなどの個人衛生は工場内と同様に適切であるか確認をします。服装についても、制服を着用して人から食品への汚染を防ぎましょう。
ドライバーの個人衛生に気を付けるのは、汚染を防ぐためだけでなく、お客様に清潔感のある印象を与え食品の安全面において信頼をしていただくためにも大切です。
運転も印象を与えるもの
配送車には社名が記載されているケースが多いのではないかと思います。配送車は会社の顔でもあり、その様子がそのままご近所の方や、お客様の受ける印象に繋がります。
例えば、車体が汚れたままだと不衛生で品質の管理が行き届いていない印象を与え、運転が荒ければ会社全体として規則を守れていないと感じてしまいます。
外からどう見られているかを意識し、適切な車の管理と安全運転を心がけましょう。
まとめ
配送車の管理において気を付けることは、主に内部の清潔を保つことと温度管理の徹底です。配送の際は季節や天気による外部の変化を受けやすく、少しの見落としが食品事故の元となってしまいます。
安心して食品を届けられるよう、日々の清掃と点検を心がけていきましょう。
参考文献
和歌山県「食品の流通・販売段階における 衛生管理マニュアル」
https://www.pref.wakayama.lg.jp/ (2020/3/27)






