こんにちは!先日我が家のベランダにも植物の寄せ植えプランターが登場しました^^
ガーデニング好きの母にいろいろと教えてもらいながら右往左往・・・これから寒い季節ですが、枯らさないように頑張ります。
さて、今回の記事では、「毛髪混入対策のキホン!」と題しまして、毛髪混入が起こってしまう原因とチェックするべきポイントについてご紹介していきたいと思います。
毛髪混入対策は何故必要?
通常、食品工場では毛髪混入防止のために帽子をかぶったり、粘着ローラーを使って体に付いた毛髪を除去したりといった対策を行っているところが多いと思います。
毛髪が食品に混入しても大きな危険にはならないように感じる方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、購入した商品に毛髪が入っていたら・・・と想像してみてください。
不快な気分になるだけでなく、その商品を作った会社のイメージも悪くなってしまいます。
また、黄色ブドウ球菌による食中毒の原因となるリスクもあるため、場合によっては大きなクレームとなってしまう危険性があるのです。
毛髪混入による危険性についてはこちらの記事でも紹介させていただいておりますので、是非参考にしてみてくださいね。
毛髪混入の原因となる4つの理由
では、対策を行う上でどのような箇所で毛髪混入の原因があるかを見ていきましょう。
1.作業者に付着していた毛髪が混入
2.作業中に毛髪が落下して混入
3.床に落ちていた毛髪が舞い上がって混入
4.原材料や梱包容器(人以外)に付着していた毛髪が混入
上記のことなどが考えられます。
毛髪混入対策の基本3原則は「持ち込まない」「落とさない」「とどめない(取り除く)」です。
この3原則に基づいて、しっかりと対策を行っていきましょう。
工場内の毛髪混入対策で気を付けたいチェックポイント
前項目の4つの混入原因を踏まえて、工場内で特に気を付けたい箇所はどこになるか、見ていきたいと思います。
その1:ウエア(作業服)
作業者に毛髪やホコリが付着していると、商品に混入してしまうリスクが大きく上がります。
作業場に入る前に粘着ローラーなどでしっかり付着した毛髪を除去しましょう。
また、静電気の帯電によりホコリや毛髪がウエアに張り付くのを防ぐため、帯電防止対策を行ったり、作業機器の帯電対策を行うとよいでしょう。
ウエアの毛髪付着を防止・管理するために、洗濯、クリーニング方法も確認するとよいでしょう。
その2:作業帽子・ネット帽
ウエアに付いた毛髪を対策できたとしても、成人は1日に約70本の毛髪が抜けると言われており、作業中に毛髪が落下して商品に混入してしまうこともあります。
これを防ぐためにも、帽子やネット帽等の正しい着用は重要です。
サイズや着用方法のチェックを行ったり、装着・脱着のタイミングや使用後の扱い方など、正しい使用方法を徹底させましょう。
抜けた毛髪は帽子着用前にくしでブラッシングすることでも、持ち込みを減らすことができます。
その3:床
作業エリアの床、工場内通路の床、更衣室の床等には外から持ち込んでしまった、または作業中に抜け落ちてしまった毛髪が落ちている可能性が高く、人やモノの移動で舞い上がってしまったり、通行中の靴底や台車のタイヤに付着して広まってしまうことも考えられます。
こうした交差汚染を防ぐためにも、エリアの出入り口や更衣室から作業室への入り口には「粘着マット」などを用いた「床・靴底の対策」が効果的です。
エクシールが扱っている床用粘着マットの中には、重い台車やフォークリフトなどの通行にも対応しているものがあります。
台車やフォークリフトのタイヤに付着した毛髪対策にもピッタリなので、工場の環境に応じて導入も検討していただけると幸いです。
その4:エアシャワー
ウエアや帽子に付いた毛髪・ホコリを吹き飛ばしてくれるエアシャワーですが、吹き飛ばされた後の毛髪が壁にくっついていたり、床に落ちっぱなしになっていませんか?
そういったエアシャワーのメンテナンスチェックを行うとともに、エアシャワーの中の床や壁面に粘着シートを取り付ける対策も効果的です。
「ダストキャッチャー」のように洗って繰り返し使えるタイプのエアシャワー用粘着シートを使うと、ランニングコストも少なく済みごみも出ないため、経済的にも環境的にもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
毛髪対策をしっかり行って、クレームのない工場にしていきましょう。