こんにちは!エクシールの今井です(^_^)
先日アイドルの握手会に行ってきました!
日焼け止めを持っていたのですが、手荷物検査で危険物かどうかを確かめるために、一度手に塗ってみてくださいと言われ、セキュリティの万全さに驚きました!
何かあってからでは遅いので、何事も慎重に確認することは大切ですね!
さて、本日はヒヤリハットについてお話ししていきます。
工場で勤めていれば、この単語を一度は耳にしたことがありますよね。
ヒヤリハットの法則を理解することで、工場だけでなく、ビジネスの様々な分野で重大な事故を防ぐことができます。
ヒヤリハットって何?
普段私たちは小さな危険な目に遭遇しています。
例えば、ボーっとしていて小さな段差につまづきそうになってヒヤリとしたり、運転中赤信号に気づかずにハッとしたり、思い当たることがありませんか?
これらの小さな「ヒヤリ」「ハット」は重大な事故につながる可能性があります。
これを統計的に示したのが「ヒヤリハットの法則」正式には「ハインリッヒの法則」といいます。
ハインリッヒの法則とは?
ハインリッヒの法則は、アメリカのハーバート・ウィリアム・ハインリッヒという人物が1928年の論文で主張した災害防止に関する統計です。
彼は5000件以上の労働災害について調べ、その結果、1件の重大な事故の背景には、29件の軽い事故や災害が起きており、さらには事故には至らなかったものの、運が悪ければ大事故になっていた「ヒヤリ」「ハット」する事例が300件潜んでいるという法則性を見つけました。
300件のヒヤリハットがあれば、1件の重大な事故が起こるということです。
この法則の1:29:300という確率はその後の災害防止の指標として多くの場で用いられています。
まとめ
1:29:300という数字に着目しがちなハインリッヒの法則ですが、重要なのは数字でなく、それらが同じ要因に根差しているという事実であると、ハインリッヒは主張しています。
つまり、ヒヤリハットの原因を調べ、それらを解消していくことで、重大な事故や災害は未然に防げるということです。
これには危険予知訓練が重要になります。
危険予知訓練についてはコチラの記事をご覧ください。↓
労働災害ゼロへ!今すぐ始められる危険予知訓練(KYT)のやり方とポイント
ぜひ、労災ゼロに向けて取り組んでみてはいかがでしょうか?
参考資料 トカナ 【統計学】失敗を未然に回避するヒヤリ・ハットの法則! 魔法の比率「1:29:300」