こんにちは!エクシールの清水です。
先日、ユニバーサルスタジオジャパンへ行ってきました!
以前、森岡毅さんの「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」という本を読んだのですが、今の時期に行われているハロウィンホラーナイトは昔と比べて新しい仕掛けがたくさんあり、リピート客も楽しませる内容になっていることを実感しました。お客様が求めていることを考えながら、私たちも新しいことに取り組んでいけると良いなぁと思います!
さて今回はQC7つ道具の中の【グラフ】についてご紹介します。
問題の説明や解析のために、また現状どのようになっているかを管理するために用いる際にはとても効果的な図です。早速まとめ方を確認していきましょう!
QC7つ道具について
まずはQC7つ道具について簡単に。これはわかりやすく言うと「仕事のプロセスから得られる品質特性データを解析し、問題解決を行うために活用する手法(カイゼンベースより引用)」です。
7つ道具とは次の通りです。
・パレート図
・特性要因図
・ヒストグラム
・グラフ
・管理図
・チェックシート
・散布図
グラフについて
データの全体像や比較が目で見てわかりやすくなります。細かい文章や数値を念入りに読まなくても、全体を理解することができます。グラフにはいくつか種類があります。
2つ以上のデータの相対的関係を表し、視覚的に全体の姿を分かるようにするための手法となります。
グラフの種類とまとめるときのポイント
グラフ全体でのポイントは「一目で伝えたいことがわかる」ということです。
だからと言って、細かいことまで書きすぎるのも一目でわかるという点に反してしまうので、簡潔にわかりやすく伝えることが大切です。
★グラフに表わす有効数字は通常3桁まで
★目盛、目盛の数字、単位、項目、説明文字を記入する
★数量の小さな項目が多い時は「その他」で一つにまとめる
ではどんなグラフがあるのか見ていきましょう!
棒グラフ
一定の幅の棒を並べ、その高さによって数量の大小を比較します。
量的変化を見たい時におすすめです。
★棒の間隔は横幅の二分の一にする。
折れ線グラフ
散布図の一種であり、プロットされた点を直線でつないだもので、時間と共に変化するデータや数の状況や傾向を示します。
時間に着目して変化を確認する時におすすめです。
★縦軸に変数、横軸に時間を取る。
円グラフ
円を扇形に分割して、複数項目の構成比率を見ることができます。
全体において、各項目はどのくらいの割合なのかを確認する時におすすめです。
帯グラフ
全体量を帯状の長方形で表し、割合にしたがってそれぞれの面積を区切って表すことで、項目ごとの内訳の割合や時間的な変化を示します。
棒グラフ同様、数値の比較に適しており、かつ内訳も見ることができるので、構成比の違いを比較分析したい時におすすめです。
レーダーチャート
中心点からの値によって複数項目の大きさを比較でき、項目(変数)間のバランスや特徴を見ることができます。
複数のデータを使って評価したい時におすすめです。
ほかにも次のようなグラフがあります。
- 面積グラフ
物の大きさの比較を円形、正方形、長方形などの図形の面積で示します。 - 点グラフ
散布図:2つの変化する量の間に関係があるかを調べます。
チェックシート:製品のどの項目に不良や欠点があるかを調べます。 - 三角グラフ
3要素から構成されているものについて、それぞれの構成内容がどのようになっているかを示します。 - 絵画グラフ
外部の人に対して、わかりやすさと興味を目的として使用します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。グラフを使うとデータ(数値)からは読み取ることができない特徴や傾向を、より早く読み取ることができるようになります。グラフには様々な種類があるので、一目で内容を伝えるにはどのグラフが適しているのかを考えながら作成できると良いですね。