こんにちは!エクシールの清水です。
先日、GWに賑わっていた名古屋の観光スポットについてテレビで紹介していました。名古屋というと観光では人気が低いイメージですが、交通の便が良いこともあってこのGWは多くの観光客が来ていたようです。観光客へのインタビューでは知人からの口コミで名古屋内の観光地を決めている人が多かったので、やはり口コミやSNSは大事だなと実感しました…!
さて、近年は食品(製品)について消費者へ開示される情報量が増えてきました。そのため消費者の食品安全に対する知識が増え、また何か問題が起きればすぐにニュースになってしまいます。食品を扱う企業は、今後一層食品の安全や品質を保たなければなりません。
本記事で今回のテーマ【SQF】についての概要を知り、少しでも参考になればと思います。早速見ていきましょう。
SQFとは
SQFはSafe Quality Foodの頭文字をとったもので、直訳すると「安全で高品質な食品」という意味です。原料から製品まで、食品の安全と品質を確保することを目的としています。
特徴として認証レベルが3段階に設定されている点で、認証を受けたい企業がレベルを設定し、レベルに応じて要求される事項が異なります。
レベル1:食品安全の基礎
レベル2:HACCPに基づいた食品安全プラン
レベル3:包括的な食品安全・品質管理システム
※GFSI承認スキームの認証を受けるには、レベル2、3での認証を受ける必要があります。
★GFSIとは
世界中の小売業やメーカー、フードサービス業、並びに食品サプライチェーンに関わるサービス・プロバイダーから成る非営利組織。世界中の食品安全に関する認証規格をGFSIガイダンスに照らし合わせ、適合した食品安全標準規格をGFSIベンチマーク規格としている。
SQFは安全を確保するHACCPの手法と品質管理システムのISO9001の要素を組み合わせています。第三者の審査機関によって定期的な審査が義務付けられており、1年に1度再認証登録が行われることで、その信頼性が保証されています。
SQFの認証要件
SQFプログラムは、認証を取得すれば良いというものではありません。日々の記録を検証してシステムを見直し、システムの強化・向上を継続的に改善していかなければなりません。
要件は次の通りです。
① GMP※、SSOP※が適格に整備され、文書化されている。
② HACCP計画がCODEX※ガイドラインに従って文書化されている。
③ SQFシステム要求事項を充たした品質マニュアルが文書化されている。
④ 上記の3点が適格に実行され、機能している。
※GMP
医薬品等の製造管理および品質管理に関する基準。
※SSOP
衛生標準作業手順。
※CODEX(コーデックス)
ラテン語で食品規格の意味をもつCodex Alimentariusからきた言葉。1962年に国際食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)によって設置された。世界に通用する食品規格はこの規格だけである。
◆要求事項について

SQF認証のメリット
SQF認証をすることで次のようなメリットが挙げられます。
・製品等に認証を証明するSQFシールドを貼り付け、他製品と差別化できる。(レベル3認証)
・統一された管理基準により、不良・ロス・ムダを削減できる。
・食品安全への要求の高い取引先からの取引条件を満たし、
取引の機会拡大につながる。
・消費者や社会に安全な食品を製造・供給できることを証明し、
ブランドイメージの向上が期待できる。
ISO22000やFSSC22000などの多くはマネジメントシステム認証ですが、SQFは製品の認証規格です。そのため、特定の製品だけ認証を取得することも可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。SQFを認証することでブランドイメージが上がりますし、製品ごとに認証を受けることができるので主力製品から認証に取り組みはじめることもできると思います。食品の安全や品質が注目されている今、SQF認証に取り組んでみてはどうですか。


