こんにちは!エクシールの今井です。
先日、年賀状を作ったのですが、最近ではスマホで簡単にデザインを作れるアプリが出ているようで、作りやすさに感動しました。
画像として保存できて、印刷するだけでいいなんて便利ですよね!
さて、本日のテーマは前回に引き続き「振動」です。
前回は素材についてお話ししましたが、今回は防振材の形について紹介します。
防振材と一言で言っても、その種類・形は様々です。今お悩みの振動にはどんな防振材が効果的か、ぜひチェックしてみてくださいね。
振動の場所で選ぶ防振材
①防振材がそのまま機械の脚に! 丸型防振ゴム(片ボルトタイプ)
片ボルトタイプの丸型防振ゴムは、元の金属などでできた脚と付け替えることで、防振材をそのまま機械の脚として使用することができます。ボルトで固定できる分、防振材から機械がずれる心配がないので、安定感があります。ボルト部分のサイズは、お手元の機械でしっかりと確認してくださいね。
②金属の土台に固定された機械でもOK!丸型防振ゴム(両ボルトタイプ)
両ボルトタイプの丸型防振ゴムは、金属などの土台や、ブラケットに乗った機械に使用することができます。ブラケットや金属台にあらかじめ固定されたボルトをこの両ボルトタイプの防振材に帰ることで、防振効果を得ることができます。こちらも片ボルトタイプと同様に、ボルトのサイズを確認してくださいね。
③床や壁などの平面にも固定できる!軽荷重用防振ゴム(めねじ・プレート止めタイプ)
軽荷重用防振ゴムは平面の床にも固定することができ、優れた安定感があります。
軽荷重用のものは特に、ばね定数が小さく、細かい振動も防止することができます。壁面に使用できるものもあり、直接壁に固定された機械のボルトをこの防振ゴムへ帰ることで防振効果を得ることができます。
軽量の精密機器や、電子機器などの防振に適しています。
④敷くだけで防振できる!防振パット・ダンパー
防振パットは、機械の下に敷くだけで防振効果を得ることができるため、だれでも簡単に設置が可能です。ボルトを取り付ける必要のない機械には、この防振パットが向いています。直接機械と接するため、耐摩耗性のある頑丈な素材を用意すると長持ちするかもしれませんね。
⑤つり下がった振動物に使える!吊下型防振ゴム
吊下げ型防振ゴムは、その名の通り、吊下げてある機械に使う防振材です。上記の図のように、配管やダクトなどの防振に使われる場合が多いです。天井などに張り巡らされた配管の防振をする際は、この防振材を複数個使うことで効果的に防振できるでしょう。
まとめ
防振材と言えば、防振パットのようなシートを思い浮かべていましたが、意外にも、設置が推測される場所は多種多様ですね。直接脚として使用できるものや、両方固定できるものなど、シーンに合わせた防振材を選定することで、振動による影響を効果的に防げるとよいですね!