公開日: 2018年1月10日 - 最終更新日: 2022年8月10日

地震対策用ゲル(転倒防止シート)の設置と剥がし方【設置編】

鈴木ちか
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あけましておめでとうございます!編集長の鈴木です。今年の私の目標は、いろんな場所に行って、いろんな美味しいものを食べることです^^
どうぞよろしくお願いいたします!

さて、今回はよくお問い合わせを頂く「粘着ゲルの設置方法」と「粘着ゲルの剥がし方」について、2週にわたってご紹介していきたいと思います。

 

目次

  • 地震対策用ゲル(転倒防止シート)って?
  • 設置の仕方
  • 貼り直したい時は?
  • 「転倒防止シート」のポイント
  • まとめ

 

 

地震対策用ゲル(転倒防止シート)って?

ここで設置方法をご紹介していく地震対策用ゲルとは、エクシール社製の「転倒防止シート」「ゲルタックシート」を指します。
ウレタン製のやわらかい素材で衝撃吸収・振動吸収効果を持ち、地震の時に家具や卓上小物などを揺れから守る便利グッズです。

これから紹介する方法は他社製の耐震ゲルに関しては必ずしも当てはまるわけではないので、そこはご了承くださいね。
特に粘着材・粘着テープを使って設置するものは、設置の仕方も全く違うので注意です。

 

 

設置の仕方

1.設置する場所を決める

まずは設置場所の確認をします。
ゲルは水分が付くと粘着が弱まる性質があるので、しっかり設置するためにも水のかかるような場所での使用は避ける必要があります。
また、紫外線の多い場所や高温になる場所も得意ではないので、あらかじめ確認しておきましょう。

 

2.設置面をきれいにする

次に、設置する面を清掃します。
ホコリや砂がついているとゲルの粘着が弱まってしまうので、設置するものと設置する場所の両方をキレイにしましょう。

 

3.ゲルを貼る

転倒防止シートやゲルタックは両面に保護フィルムが貼ってあるので、片面を剥がして設置するものの底面にゲルを貼ります。
この時、四隅または数カ所に「均等に力がかかるように」ゲルを配置することがポイントです。

4.設置する

もう片面の保護フィルムも剥がして、設置場所にゆっくり設置します。
この時、誤って設置したい場所と異なるところに置いてしまっても慌てず、一度ゆっくり剥がしてからもう一度設置してください。

 

貼り直ししたい時は?

「設置する際に間違えた!」「以前設置したけれど場所を変えたい!」といった時はどうしたらよいのでしょうか?
エクシールのゲルは、糊付製品以外は基本的に貼り剥がしが出来ます。
こちらの記事(準備中)でゲルシートの剥がし方を詳しく紹介しておりますので、そちらもチェックしてみて下さいね!

 

 

「転倒防止シート」のポイント

せっかくですので、エクシール製の「転倒防止シート」「ゲルタック」と他の市販品との違いもここでご紹介させていただきますね。

・機械的強度の高い「ウレタン」製なので、
振動や衝撃に強い

糊を使っていないので貼り剥がしできる、糊移りしない

・汚れて粘着力が衰えても水洗いで復元し、繰り返し使える

・「可塑剤」が含まれていないので接触面を汚染しない

特に最後の項目「可塑剤を含んでいない」のは個人的にポイントが高いと思います!
可塑剤についてはまた別記事でご紹介していくので、楽しみにしていてくださいね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
粘着ゲルでの対策は大掛かりな器具や設置も必要なく、だれでも簡単に対策出来る地震対策の一つです。
会社のデスクや作業機械、ご家庭の家具や小物に、是非試してみて下さいね!

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鈴木ちか

ウレタンの特性を活かし様々な商品を製造・販売している、株式会社エクシールで働いています。最近は食品工場向けの依頼が多く、仕事を通して学んだ製造業のアレコレを記事にしていきたいと思っています。同じ製造業の方が見て何かヒントになるような、そんな記事が描けるよう日々努力していきます!
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