こんにちは!エクシールの今井です(^O^)
最近電子レンジでゆで卵が作れることを知りました!
アルミホイルで卵を隙間なく包み、耐熱容器に卵と卵が被るくらいの水を入れます。
ラップをふんわりかけて7分温めれば完成!
アルミホイルを隙間なくというところがポイントみたいです! 失敗すると大爆発するので、気を付けてくださいね(―_―)!
さて、本日は製造業では必須の安全管理者の役割と資格の取り方について説明していきます!
安全管理者はどんな資格?
安全管理者とは一定の業種及び規模の事業場ごとで、労働災害が起こらないよう、安全管理を行う選任者の事です。
労働安全衛生法などによって定められている業務のうち、安全に関わる技術的事項を管理できる資格です。
労働安全衛生法では、事業場を1つの適用単位とし、業種や規模に応じて安全管理者の選任を義務付けています。
安全管理者を選任する必要のある業種・規模は以下の通りです。
また、上記以外でも、以下のような事業所は安全管理者のうち1人を選任の安全管理者とすることとなっています。
常時使用する労働者数とありますが、労働者の雇用形態は関係なく、正社員、アルバイト、パートもすべて含めての数を示しています。
多くの職種が安全管理者が必要であることが分かります。
それでは、安全管理者はどのような職務を行うのでしょうか。
職務に関しては主に次の業務を行います。
ア 建設物、設備、作業場所または作業方法に危険がある場合における応急措置または適当な防止の措置
イ 安全装置、保護具その他危険防止のための設備・器具の定期的点検および整備
ウ 作業の安全についての教育及び訓練
エ 発生した災害原因の調査及び対策の検討
オ 消防及び避難の訓練
カ 作業主任者その他安全に関する補助者の監督
キ 安全に関する資料の作成、収集及び重要事項の記録
ク その事業の労働者が行なう作業が他の事業の労働者が行なう作業と同一の場所において行なわれる場合における安全に関し、必要な措置
厚生労働省東京労働局の「共通 3 「総括安全衛生管理者」 「安全管理者」 「衛生管理者」 「産業医」のあらまし」より引用
労働災害が起こらないようにするための訓練や措置、設備の点検を行うほか、労働災害が起きた時に調査をおこなったりとその職務内容は多岐にわたります。
従業員が安心して働ける職場づくりに携わるのが安全管理者です。
資格はどのように取得するの?
安全管理者の資格は、労働安全コンサルタントの資格を持つか、厚生労働省が定める研修を修了することで取得できます。
ただ、この研修を受けられるようになるまでに、一定期間安全に関する実務経験が必要になります。
研修を受ける資格が与えられるまでの期間は、下記の様に、学歴によって変わります。
1.大学、高等専門学校の理科系の課程を卒業し、その後2年以上産業安全の実務を経験した者
2.高等学校、中等教育学校(旧制中学)の理科系の課程を卒業し、その後4年以上産業安全の実務を経験した者
3.その他厚生労働大臣が定める者 (理科系統以外の大学を卒業後4年以上、同高等学校等を卒業後6年以上産業安全の実務を経験した者、7年以上産業安全の実務を経験した者等)
厚生労働省東京労働局の「共通 3 「総括安全衛生管理者」 「安全管理者」 「衛生管理者」 「産業医」のあらまし」より引用
研修は1~2日で終わり、全部で9時間程度の研修を受けます。 内容は安全管理や、安全教育、関係法令等です。
研修を行う期間は各地域によって違うため、最寄りの労働基準監督署に問い合わせてみてください。
ちなみに、労働安全コンサルタントの資格を持っていれば、研修を受ける必要はありません。
まとめ
安全管理者は製造業に欠かせない存在です。
一定期間の実務経験や研修が必要なことから、思い立ったらすぐに取得できる資格ではありませんが、幅広い業種で必要とされるため、転職時などに持っておいて損はない資格です。
製造業で安全に関する部署で働いている方は、是非一度取得を検討してみてくださいね!
<参考・引用>
共通 3 「総括安全衛生管理者」 「安全管理者」 「衛生管理者」 「産業医」のあらまし | 東京労働局
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/anzen_eisei/a-kanri.html
安全管理者とはどのような役割? 仕事内容や取得方法を解説|SAT技術系資格BLOG
https://www.sat-co.info/safety-officer