こんにちは!チョコレートのおいしい季節ですね!甘いもの大好きな鈴木です。
リンゴのドライフルーツがチョコでコーティングされているアレがたまりません。
さて、今回の記事では、「労働災害ゼロへ!」と題しまして、社員意識の向上にもつながる安全スローガンを社内で募集することのススメと、作成のコツについてご紹介していきたいと思います。
安全スローガンとは?
安全スローガンは、工場内にて事故やけがが起きないように従業員に注意喚起を呼び掛ける標語になります。
街中でよく見かける交通安全標語をイメージしていただくとわかりやすいかと思いますが、ゴロの良い覚えやすい標語・スローガンを掲げることで、従業員にも浸透しやすく、安全意識の向上が期待できます。
安全スローガンを社内で募集する意図
安全スローガンを社内で募集している会社は多くあります。
「社内で募集しても良い標語は出てこなさそう」とか、「業務以外の仕事はもったいない」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうとも限りませんよ。
安全スローガンを「考える」ということ自体が、それだけで社員一人一人が「安全衛生について考える場」となり、各々の身近にある危険を再発見・再認識する機会になります。
それだけでなく、スローガンは作成者の意図や考えが表れるため、従業員の考えを吸い上げたり、現場の問題の発見にも役立つことが期待されるでしょう。
社内で募集するときのコツ・アイデア
社内で安全スローガンを募集する際には、まず募集するテーマを決めます。
この記事では労災ゼロを目標に安全衛生についてのスローガンを例に出していますが、例えば、手洗いうがいなどの「個人衛生」をテーマにしてもよいですし、定時退社や働きやすい職場などの「働き方改革推進」をテーマにしても良いと思います。
また、ただ単に募集するだけでなく、優秀作品を表彰したり、月替わりのスローガンにするなどの工夫で、参加の意欲もアップするでしょう。
優秀作品を選ぶ際も、募集担当メンバーがいくつか候補作品を選んだうえで、最優秀賞は社員の投票で決定する、などの工夫も面白いかもしれませんね。最優秀だけではなく他の人の作品も見る機会があることで、新しい発見もあるでしょう。
ただし、前の項目で安全スローガンを考えることの利点をご紹介しましたが、とは言っても業務が第一。
安全スローガンを考えることに注力しすぎて仕事が二の次では本末転倒になってしまいます。
なので、安全衛生について一生懸命に考えてほしい気持ちはやまやまなのですが、強制はしすぎないようにしましょう。
スローガン作成のコツ
いきなり「安全スローガンを提出しなさい」と言われても、なかなか出てこず作成に苦戦する場合は、大きな準備などもいらず手軽に挑戦できる「危険予知訓練(KYT)」を行って、身近に潜む危険を見つけるトレーニングをしてみてはいかがでしょうか?
危険予知訓練は、作業風景のワンシーンのイラストから危険かもしれない個所を想像し見つけていく訓練です。
見つけた危険を回避するためにするべきこと(確認・声かけなど)は何か・・・と考えることで、スローガンにするシチュエーションを集めることができますよ^^
この危険予知訓練(KYT)の詳しいやり方は別記事にまとめてありますので、そちらも是非チェックしてみてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?
「労働安全」「危険予防」などについて向き合う機会を設けることで、より社内の安全意識を高めることができます。
職場での事故や災害をなくすために、様々な工夫をしていきましょう。
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