こんにちは!紅葉がきれいな季節になってきましたね。
友人から送られてきた、紅葉のライトアップの写真を見ながら秋の深まりを感じている鈴木です^^
今回の記事では、「フードマイレージ」についてをご紹介していきたいと思います。
近年特に、環境へ対する取組は世界の関心が高まっており、企業のアピールポイントにもなります。
環境課題と向き合いながら、地球環境への負担が少しでも少なくなる一つの案として、チェックしていきましょう。
フードマイレージとは?
フードマイレージ(フードマイル)とは、食べ物の輸送された総距離×輸送された食べ物の重量のことを示します。つまり、産地で収穫されてから食卓に並ぶまでにかかった輸送の環境負荷指標となります。
食料自給率が40%以下と低く、食料の多くを輸入に頼っている日本は、フードマイレージ世界ワースト1位となっています。
フードマイレージを減らす取組
フードマイレージを減らすためにはどのような取り組みがあるのでしょうか?
ここでは大きく2つについてご紹介していきます。
1.地域で生産された食材をその地域で消費する(地産地消)
近隣地域でとれたものをその地域で消費することで、フードマイレージを減らすことができます。
輸送距離が短ければその分スーパーなどに並ぶ時間も短くなり、消費者もより新鮮なものをおいしく食べることができるもの利点です。
2.自給率の向上と6次産業化
日本は島国であることから、海外から輸入しようと思った際はどうしても飛行機や船での輸送が多くなり、フードマイレージが高くなる一因となってしまいます。
国内の食料自給率の向上に加え、直売所や加工の取り組みなどを通して農林水産業の6次産業化につながる取り組みは、フードマイレージを減らすことが期待されます。
6次産業化についてはこちらの記事も参考にしてみて下さいね。
フードマイレージの落としあな
フードマイレージは地球環境を考えるうえで確かに重要な指標となりますが、輸送距離だけに着目してしまうことで逆に環境への負担が増えてしまう場合もあるので注意が必要です。
適地適作という言葉があるように、その土地に適した農作物や酪農があります。適していない土地で作ろうとすると、肥料や機具のエネルギーが輸送で排出される温室ガスよりも多くかかってしまうこともあるそうです。
また、産地から取り寄せた後の保存方法や在庫期間によっても、消費されるエネルギーの量は格段に変わっていきます。
工場内で長期の在庫を減らしたり、保存期間や保存にかかるエネルギーを見直すことでも、環境に与えるダメージを減らせることになるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
地球環境は今後さらに注目される項目になってくることでしょう。少しでも環境への対策を行っていくことで、未来の産業を守っていきましょう。
こちらの記事も参考にしみてくださいね!