こんにちは、エクシールの鷲見です。
今回は、整頓方法としてお勧めしたい形跡整頓についてご紹介してまいります。
片づける場所が一目でわかる形跡整頓
形跡整頓は、整頓の手法の一つで姿置きとも呼ばれます。
主に工具類の保管に用いられ、保管場所に保管するモノの輪郭を描いて位置を指定し、誰が作業を行っても道具を正しい場所に戻せるようにする仕組みです。
5S活動の一つである整頓の基本に、定位・定品・定量という言葉があります。
■定位・定品・定量の意味
定位:決められた位置に
定品:決められた品物を
定量:決められた量だけ
これらをまとめて3定と呼びます。
一目で片づける場所が分かる形跡整頓は3定の実現に最適です。
↓3定を詳しくご紹介した記事はこちら↓
形跡整頓の実例をご紹介!
弊社では以下のように形跡整頓を行っています。
<ペンで輪郭を描いたり種類が同じ工具を大きさ順に並べて保管>
<スポンジを工具の形にくり抜いて保管>
モノの名前も表示しておくと、どこに何を返せば良いのか一目で分かりますね。
形跡整頓は必要最低限のモノしか置けないので、物であふれたり余分な場所をとったりする心配がありません。
工具を探す時間や、取り出す手間が低減され、作業の効率化にも繋がります。
まとめ
今回は、弊社でも行っている形跡整頓についてご紹介しました。
形跡整頓は、製造現場だけでなく事務所の引き出しの整頓などにも活用できます。
取り組みやすい内容かと思いますので、改善活動の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。