こんにちは!エクシールの今井です(^^)/
本日は工場での騒音対策についてお話をしていきます。
騒音規制法とは
騒音規制法とは、工場や建設現場、自動車の走行で発生する騒音について、生活環境を保全し、国民の健康の保護のために必要な規制を行うものです。
工場や事業場での騒音は、機械プレスや送風機など、著しい騒音を発生する施設であって政令で定める施設を設置する工場・事業場が規制対象となります。
都道府県知事が騒音について規制する地域を指定し、環境大臣が定める基準の範囲内において時間及び区域の区分ごとの規制基準を定め、市町村長が規制対象となる特定施設に必要に応じて改善活動を行います。
騒音規制法第4条第1項の規定による規制基準
<引用>
騒音対策|工場や機械の防音【ソノーライズ】
( https://www.sonorize.jp/noise-control#i )
騒音対策において、上記のような近隣に対して定められた基準を満たすのは当然ですが、作業員に対する労働環境の整備も大切です。大きな音のする機械に囲まれて作業をするのは、難聴になるリスクはもちろん、心身ともに疲れて作業に支障が出ることもあります。
騒音対策について
工場の騒音対策には下記のようなものがあります。
- 騒音のする機械に防音カバーを被せる
- 壁に吸音材を貼る
- 騒音のする機械自体に制振シートを貼る
- 騒音のする場所にパーテーションを設置する
- 床に防振材を敷き込む
防振材や防音材を使用することで作業員の負担を減らすことができます。
このような材料は大きく4種類に分けられます。
① 吸音材
空気中に伝わる音波の振動を熱エネルギーに変換させる事で音を減衰させる素材です。
室内で反響する音を軽減したり、残響時間を調整するのに効果を発揮します。
② 遮音材
空気中を伝搬する音波を遮る素材のことです。
外部などへ音を透過させないよう遮音する材料です。
③ 防振材・制振材
防振材は衝撃を吸収して振動を伝達しないよう、抑止させる材料です。
制振材は揺れを抑制して共振を減少させる材料です。
どちらも振動を抑える目的で使用するもので、振動を抑えることで音を小さくする働きがあります。
ブログを運営しているエクシールでは、防振材を製造・販売しています。
ゲルダンパーは機器の脚に設置することで、床からの機器への、機器から床への振動を伝えないようにするダンパーです。
振動が小さくなることで、振動音も減少します。
ウレタンゲルインシュレーターは機器の脚と設置面にボルトで固定し、床からの機器への、機器から床への振動を伝えないようにするインシュレーターです。
18.7Hz と低い領域から防振効果を発揮します。
まとめ
いかがでしたか。
騒音を防ぐのにも様々な材料があります。
まずは、騒音の原因を確認し、適した防音材を使用しましょう。
エクシールの製品もぜひチェックしてみてくださいね!
【参考・引用】
騒音対策|工場や機械の防音【ソノーライズ】
https://www.sonorize.jp/noise-control