公開日: 2022年3月31日 - 最終更新日: 2022年10月18日

家庭でのムダを削減!|今から始められる食品ロス対策

藤吉きらら
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こんにちは!エクシールの藤吉です。

食品ロスとは「本来食べられる食材にも関わらず捨てられてしまう」ことです。

食品ロスは、レストランやスーパーなどで発生しているイメージがありますが、食品ロス量の割合の半分は家庭から発生しています。

今回は、家庭からの食品ロスを削減するポイントについてご紹介していきます。

食品ロスの削減は何から始める?|食品廃棄物を減らして環境改善

日本の食品ロスの発生要因

食品ロスは、場面によって異なりますが、事業系(食品製造業や外食から出る食品ロス)と家庭系(食べ残し、期限切れなどによって捨てられる食品ロス)の2つに分けられます。

家庭からの発生要因は、野菜などの皮むきでまだ食べられる部分が捨てられる「過剰除去」、食品を食べきれないといった「食べ残し」、期限切れや腐敗などの理由で使用せず捨てられる「直接廃棄」の3つに分類されています。

 

買い物のポイント

事前に冷蔵庫を確認して必要な分だけ購入する

冷蔵庫にまだ残っている食材を買ってしまい、余らせてしまったことはありませんか?

そういったことを防ぐためには、買い物前に冷蔵庫の中を確認し、どの食材が必要かチェックしておきましょう。また、「確認したのに何を買えばいいのか忘れてしまった」ということがないように必要な分をメモしたり、冷蔵庫の中を携帯で撮影しておくといつでもチェックができるので参考にしてみてください。

空腹時やイライラしている時は買い物に行かない

空腹時に買い物に行くとどれも魅力的に見え、余分なものを買ってしまいがちですよね。

そしてイライラしている時は勢いで沢山買ってしまうことがあると思いますが、まとめ買いは食品ロスの原因にもなります。食べられる量だけ買うようにしましょう。

買い物に行くタイミングを考えるだけでも食品ロスを防ぐことができます。

 

すぐ食べる商品は食品棚の手前から購入する

スーパーなどの食品棚は、手前にある商品ほど期限が近いものが多いです。食品棚の奥から商品を選んでしまうと、手前にある商品は売れ残り、廃棄されてしまいます。

すぐに使う、食べる予定の商品は食品棚の手前から取ることを心がけましょう。

 

調理のポイント

家族の予定などを把握してから作る

食事の量は日や人数によって異なると思います。
「何時頃に食べるのか?」「外で食べてくるのか?」など家族の予定を把握しておくと、その日に合わせた料理が作れるので作りすぎることが無くなり、家族とのコミュニケーションも取ることができます。

 

すぐ使えるようにしておく

肉は、下味をつけて冷凍保存しておくと解凍後にすぐ調理ができるので、楽に調理できます。野菜は、冷凍保存することで長持ちし、茹でるなど下処理をしてストックをしましょう。

白菜などの一度に使い切るのが難しい食材は、購入日に大まかに切っておき、冷凍・冷蔵に分けておくと便利です。それぞれに適した保存方法でストックしましょう。

 

調味料も上手に使い切る

調味料が少なくなったと感じたときは、口を下にして立てて保存しておくと残りの量が出てきます。更に少なくなった場合は、ハサミでカットしてディップにする方法があります。

他にも、少量で余りがちなドレッシングは、炒め物やパスタの味付けとして使う調理法があります。

作りすぎて余った料理はリメイクレシピで別の料理にアレンジしましょう!

特に、たまごやチーズはアレンジしやすい食材ですので、さまざまなアレンジ法で味も食感もガラリと変わり、飽きずに美味しく食べられます。

 

賞味期限と消費期限の違い

皆さんは賞味期限消費期限の違いを知っていますか?

購入した食品には、美味しく安全に食べられるように「賞味期限」・「消費期限」のどちらかが記載されています。記載する違いとして、品質の劣化が比較的緩やかなものは「賞味期限」、品質の劣化が早いものは「消費期限」と記載されています。

 

賞味期限

美味しく食べることができる期限

未開封で表示された保存方法を守っていた場合、「○年○月○日まで、品質が変わらずに美味しく食べられます」という意味です。

(カップ麺やスナック菓子、ペットボトル飲料などの比較的傷みにくい食品に表示)

消費期限

期限を過ぎたら食べない方が良い年月日

未開封で表示された保存方法を守っていた場合、「○年○月○日まで安全に食べられます」という意味です。(お弁当や調理パン、惣菜などの傷みやすい食品に表示)

 

賞味期限は、食べられなくなる期限ではありません。期限が切れたからといって安易に廃棄せず、見た目や匂いなどで確かめてから判断しましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

私自身、外食の際は空腹で行くことが多く、後々頼みすぎたなと後悔したことがあるので空腹でも一気に注文せず、一度考え直してから注文したいと思いました。

日常生活にちょっとした工夫を取り入れるだけで、食品ロス削減に繋がります。今からの買い物や調理で是非参考にしてみてください。

 

<参考>

今日からはじめる食品ロス削減のためのヒント|農林水産省

https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2010/spe1_04.html

注目しよう!食べ物のこと|農林水産省

https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/featured/abc2.html

家庭での食品ロスを減らすために|消費者庁

https://www.no-foodloss.caa.go.jp/eating-home.html

日本もったいない食品センター|賞味期限と消費期限

https://www.mottainai-shokuhin-center.org/column/

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藤吉きらら

ウレタンゲルという柔らかい素材を活かした商品を開発している株式会社エクシールに勤めています。仕事をしていく上で、挨拶・笑顔は大切だと思います。日常生活で心掛けていきたいです。抹茶のお菓子だいすきです!!
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