こんにちは、エクシールの藤吉です。
食物アレルギーは小児から大人まで幅広い世代でみられます。
原因は食べ物ですので、日々発症の可能性と向き合わなければなりません。
今回の記事では、【食物アレルギー】について詳しくお話ししたいと思います。
食物アレルギーとは?
食物アレルギーとは、簡単に言うと本来は体に害を与えない食べ物を異物と勘違いし、免疫反応が過敏に働いてしまう現象です。
その結果、蕁麻疹やかゆみ、咳など人によってさまざまな症状が引き起こされます。
症状の種類
症状は大きく分けて6つに分けられます。
・皮膚症状:かゆみ、蕁麻疹、赤み、むくみ、湿疹
・粘膜症状:鼻水、鼻づまり、くしゃみ、口周りの違和感
・呼吸器症状:咳、喘鳴(呼吸時に、ぜいぜいと雑音を発すること)、呼吸困難
・神経症状:頭痛、活気の低下、意識障害
・循環器症状:血圧低下、不整脈、頻脈(心拍数が増加している状態)
中でも一番多いとされているのは皮膚症状です。
蕁麻疹やかゆみは、全体の80~90%の患者が発症しています。
これらは1つだけ症状が出る場合もあれば、アナフィラキシーショックという血圧低下や意識障害など急激に全身の症状が進行するものもあります。
また、このアナフィラキシーショックは、場合によって生命の危険にまで及ぶことがあり、病院を受診した食物アレルギー患者の中で、約10人に1人がショック症状を起こしているといわれています。
原因物質と原因食品
原因物質は、食物に含まれるたんぱく質です。
腸管から成分が吸収されるとき、体が特定のたんぱく質を異物と判断した場合、血中のIgE抗体(免疫グロブリンE)と呼ばれるたんぱく質が反応し、アレルギー症状が出ます。
そして、アレルギーの原因食物はさまざまありますが、日本では「卵」「牛乳」「小麦」が全体の70%を占めており、特に卵は40%近くを占めています。
しかし、たんぱく質の多い全ての食物が、原因になりやすいわけではありません。
キウイフルーツはたんぱく質が少量ですが、原因食物として全体で9番目前後と上位になっています。これはキウイフルーツに、アレルギーを起こしやすい構造のたんぱく質が含まれているからだと考えられています。
一方で、肉類はたんぱく質の塊ですよね。
なぜ肉アレルギーの方がほとんどいないかというと、牛や豚、鶏などの筋肉の構造と人間の筋肉の構造が似ており、免疫学的な寛容度が働いて異物として判断される可能性が低いと考えられています。
年代別で起こる食物アレルギー
食物アレルギーの原因食物は、年代によってさまざまです。
大人は、小麦→魚類→甲殻類→果物類の順となっていて、これらの食品を食べて数分~2時間程度で口の中の違和感、蕁麻疹などの症状が起こります。
アレルゲン表示について
加工食品・添加物は重い症状になるケースが多いです。
症例数が多い7品目を「特定原材料」と定め、省令で表示を義務付けています。
・必ず表示される7品目:卵、小麦、乳、落花生(ピーナッツ)、えび、かに、そば
・表示が推奨されている21品目:アーモンド、カシューナッツ、くるみ、キウイフルーツ、バナナ、桃、りんご、オレンジ、いくら、いか、さけ、さば、あわび、鶏肉、豚肉、牛肉、山芋、松茸、ごま、大豆、ゼラチン
また、酒類には特定原材料を使っていても表示義務がありません。
ですので、製造・販売・輸入元などに問い合わせてみましょう。
小売店で作った惣菜や弁当、パン、または菓子などの包装されていない食品と、外食料理はアレルギー表示の義務はありません。
利用する際には、お店の方に確認しましょう。また、お店側も対応できるよう、管理者などの把握をしておくと良いですね。
加工食品のアレルゲン表示についてはコチラの記事も参考にしてみてください↓
まとめ
いかがでしたでしょうか。
食物アレルギーは、子どもに多いイメージがありますが、大人になってから急にアレルギー症状が出てくることも珍しくありません。
6つの症状の中に「似たような症状になったことがあるけど、自分は大丈夫」と放置せず、別の病気の可能性もあるので、一度医師に診てもらいましょう。
<参考> 食物アレルギーの仕組みって?発症したらどうする❘味の素株式会社
https://www.ajinomoto.co.jp/products/anzen/know/f_allergy_01.html
株式会社明治 加工食品のアレルギー表示 アレルギー物質の表示とは
https://www.meiji.co.jp/meiji-shokuiku/food-allergy/display/01/
アレルギーポータル アレルギーについて 食物アレルギー
https://allergyportal.jp/knowledge/food/
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