公開日: 2022年8月26日 - 最終更新日: 2023年6月6日

食品ロスの原因「規格外野菜」|購入するメリットと販売場所3選の紹介!

藤吉きらら
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こんにちは、エクシールの藤吉です。

規格外となる農産物は廃棄処分され、食品ロスを増加させています。
今回の記事では、規格外野菜についてご紹介していきます。

 

 

 

規格外野菜について

規格外野菜とは「色や形、大きさが規格に満たしていない野菜」です。

味が悪い=規格外野菜と誤解されることがありますが、多くは見た目の問題なので味自体はA~C等級の野菜と変わらないケースが大半です。

主な規格

大きさ

形や色

重さ

私たちがスーパーで購入しているもののほとんどがA等級、色や形が悪いB等級、そしてC等級があります。
C等級は安価で取引されていますが、C等級に満たないものが規格外となります。

規格外となった野菜は、カット野菜やジュース、加工食品として利用されますが、生産された約30~40%は廃棄されているのが現状です。

これは市場に出回る前に廃棄処分されることが多いため、食品ロスには含まれず「隠れ食品ロス」となっており問題になっています。

 

規格外野菜を購入するメリット

野菜が安く買える

スーパーなどに出荷できる基準を満たしていない規格外野菜は、価格がつかないのでほとんどのものが安く購入できます。

食品ロス削減につながる

規格外野菜を食べることで廃棄量を減らすことができるので食品ロスを削減につながります。

 

 

規格外と正規品の味は変わらない

規格外の野菜・果物に関する消費者意識調査(日本政策金融公庫(日本公庫)農林水産事業、2010年)で、規格外の野菜・果物を購入する理由として、「品質の割に価格が安いから」と回答した人が約65%、「正規品と味が変わらないから」と回答した人が50%以上という結果が出ました。

規格外野菜でも正規品とほぼ問題無く食べられるということです。

 

 

【見た目】重視の出荷価格に様々な問題

トマトときゅうりをA等級と規格外、C等級で比較してみると、とても分かりやすいと思います。

他にも傷がついたピーマンや虫食いのある野菜なども規格外野菜に該当します。

 

 

規格外野菜の販売場所3選

道の駅、直売所

規格外野菜は「道の駅」「直売所」で販売されています。
一般的に販売されている野菜より安価であり、旬の野菜が購入できます。
各地域で採れた野菜を購入できるので、地域の生産者の支援にもつながりますね。

 

スーパーマーケット

近年では、規格外の野菜を販売するスーパーマーケットが増えています。

 

通販サイト

KURADASHI  https://kuradashi.jp/

・規格外野菜などの商品を最大97%OFFで購入できる

 

食べチョク https://www.tabechoku.com/

・規格外の野菜だけではなく、果物や魚介類など多くの規格外品や加工品の購入ができる

 

VEGHEET(ベジート)  https://www.vegheet.jp/

・規格外野菜をペースト状にし、シート加工したものを購入できる

 

タダヤサイ https://www.tadayasai.com/

・無料で野菜をもらうことができる

・無料で規格外野菜をもらうためには、会員登録後に欲しい商品に応募する必要がある

 

上記のサイトで規格外野菜を販売しています。
一度に多く購入したい方や重い荷物を運ぶのが困難な方でも、自宅で待っているだけで届けてくれるのでとても便利なサイトだと思います。
また、近くの道の駅や直売所、スーパーマーケットで見つからなかった場合は、通販サイトから購入がおすすめです。

 

 

まとめ

食品自給率が低いのに食品ロスが多いと言われている日本。
ですが、規格外野菜を販売している場やネット通販を通じて、安く手軽に食品ロス削減の取り組みが行われています。
是非皆さんも一度購入してみてはいかがでしょうか。

 

 

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藤吉きらら

ウレタンゲルという柔らかい素材を活かした商品を開発している株式会社エクシールに勤めています。仕事をしていく上で、挨拶・笑顔は大切だと思います。日常生活で心掛けていきたいです。抹茶のお菓子だいすきです!!
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