公開日: 2020年8月26日

新しいビジネスの形!キャッシュレスの種類とメリットを知ろう

鈴木ちか
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こんにちは!食パンが美味しく焼ける、新しいトースターが欲しいです、鈴木です^^
2019年10月から2020年6月までのキャッシュレス決済時のポイント付与は終わりましたが、今後もキャッシュレス化の流れは続いていくでしょう。

そこで、今回の記事では、いまさら聞けないキャッシュレス決済の種類とメリット、導入するために必要なコストなどをご紹介していきたいと思います。

キャッシュレス・ビジョンとは?

キャッシュレス・ビジョン」とは、2025年までに現金(紙幣や硬貨)を使用しないキャッシュレス決済を40%まで引き上げることを目標として、2018年4月に経済産業省が策定したものです。
2019年10月から行われたポイント還元は増税に伴う需要平準化の対策という面がメインでしたが、キャッシュレス決済対応の店舗は大きく増加し、昨年2019年度のキャッシュレス決済の割合は26.8%と、前年比2.7ポイントとなっています。

更に今回の新型コロナウイルス感染拡大を受けて、現金の受け渡しをしなくて済む「接触を減らす」点からもキャッシュレス決済に注目が集まっているそうです。

今後も日本のキャッシュレス化は少しずつ前進を続けていくでしょう。
次の項目からは、キャッシュレス化の種類やそれぞれの特徴についてまとめてみます。

 

キャッシュレスの種類

キャッシュレスと言っても、方法は様々。
ここでは現在日本でよく使われている3種類のキャッシュレス決済についてご紹介していきます。

1.クレジットカード・デビットカード

クレジットカードは後払い方式のキャッシュレス決済方法です。VISAやJCB、MasterCardなどの国際ブランドであれば海外でも利用できます。
デビットカードは即時決済が可能の方法で、決済と同時に銀行から引き落とされる仕組みになっています。

2.電子マネー

電子マネーやプリペイドカードなどが当てはまるのは前払い方式のキャッシュレス決済サービス。
Suicaなどの交通系電子マネーをはじめ、Waonやnanacoなど、小売り大手が独自に発行するものもあります。

3.QRコード決済

店舗側で用意したQRコードをお客さんのスマートフォンで読み取り決済を行う種類と、お客さんのスマートフォンに表示されたQRコードまたはバーコードを店舗のリーダーで読み取る種類があります。
このサービスの多くは前払いでチャージをしておくプリペイド方式が多いですが、クレジットカードや通帳と連携させておくサービスもあります。

 

キャッシュレス決済を導入するためのコストは?

便利なキャッシュレス決済ですが、導入するためにはコストがかかることも理解しておかなければいけません。

導入時にかかるコスト

まず、専用の決済端末や処理を行うシステムが必要です。これらは購入する場合とレンタルする場合があります。
レジの操作が大きく変更になる場合、スタッフの研修も行う必要があります。

ランニングコスト

キャッシュレス決済は決済ごとに手数料がかかります。
クレジットカードの手数料は業種や店舗規模などによって異なりますが、飲食店では3~5パーセント程度のようです。
QRコード決済でも決済手数料は企業によって様々です。2020年4月時点では、3.5%程度に設定している会社が多くありますが、0円やキャンペーン期間中で0円の決済もあります。
またキャッシュレス決済を行うためにはインターネット環境が必要となります。

 

キャッシュレス決済の利点は?

キャッシュレス決済にはたくさんのメリットもあります。
まず、キャッシュレスによる決済はこれまでの現金の受け渡しと比べ一瞬で終わるので、時間短縮になり、レジでの作業の簡略化に役立ちます。
さらに、レジ作業を行うスタッフにとっても利点はあります。お金を数えたり受け渡しがないため、お釣りの数え間違いや渡し間違いの心配がありません。レジ金の誤差などで右往左往しなくてよくなるのは嬉しいですね。

集客面においても、海外ではキャッシュレス決済は進んでいることから、インバウンドの集客効果も見込めます。
最近では特にQRコード決済のシェア争いが繰り広げられており、定期的に大きなキャンペーンも打ち出されているため、このキャンペーンにより顧客来店頻度の増加も見込めます。

ただし、注意しなければならない点は、キャッシュレス決済は種類によっては入金までのタイムラグがある点です。
特に、家賃や仕入れなどの資金繰りに窮している中小事業者の場合、手元に現金として入ってくるまでにかかる時間は場合によっては都合が悪くなってしまうこともあるため、導入前に確認しておくとよいでしょう。

 

まとめ

いかがでしたか?
キャッシュレスを導入する際は、自店舗での使い勝手や世間での普及率、手数料の高さ等、様々な項目をチェックしなければなりません。
それぞれの決済の内容や特色を理解して、自店舗に合ったものを導入していきましょう。

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鈴木ちか

ウレタンの特性を活かし様々な商品を製造・販売している、株式会社エクシールで働いています。最近は食品工場向けの依頼が多く、仕事を通して学んだ製造業のアレコレを記事にしていきたいと思っています。同じ製造業の方が見て何かヒントになるような、そんな記事が描けるよう日々努力していきます!
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