
2014年春、NHK「超絶スゴ技」ディレクター様より番組で取り上げる究極の台車を作ってほしいとの依頼を受けました。
「5mmの凸凹が並ぶでこぼこ道でも完熟いちごを無傷で運ぶ」というテーマのもと、台車に取り付ける衝撃吸収装置の開発をスタートしました。
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「5mmの凸凹が並ぶでこぼこ道でも完熟いちごを無傷で運ぶ」という テーマのもと、衝撃吸収性能のある台車の作成をご依頼されました。 |
NHK「超絶スゴ技」ディレクター様より番組で取り上げる究極の台車を作ってほしいとの依頼を受けました。
「5mmの凸凹が並ぶでこぼこ道でも完熟いちごを無傷で運ぶ」というテーマのもと、台車に取り付ける衝撃吸収装置の開発をスタートしました。
開発期間1か月という短い期間の中、「適したゲルのやわらかさ」「振動・衝撃を吸収しやすい形状」「台車のどこにゲルを設置するか」など施策・テストを繰り返しました。
30回以上のテストを繰り返し、究極の台車が完成。スタジオでの収録も無事成功し、通常の台車と比べ90%以上の揺れをカット。イチゴへのダメージも80%減という成果を出しました!
放送後、番組で使われた台車の製造会社様より、揺れない台車の共同開発のオファーをいただきました。
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この事例は"人肌のゲル"・"人肌のゲル透明タイプ"で解決しました。 |
ウレタンゲルの自己粘着で工場内の足元の埃をブロックするステップマットが好評な中、
展示会にて「ゲルでフォークリフトのタイヤ汚れを取るマットができるのでは」とお話をいただきました。
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フォークリフトなどの重量車輌向けのクリーンマットを作ってほしい。 |
展示会にて「ゲルでフォークリフトのタイヤ汚れを取るマットができるのでは」とお話をいただきました。
開発にて試作品を作成し、マーケティングテスト販売を開始しました。
お客様より「強度を上げたい」「薄くしたい」など様々な意見をいただき、改良を加え製品となりました。
現在「コスト削減になった」「積層タイプと違いごみの削減に成功した」など様々な声が寄せられる商品となりました。姉妹品「ステップマット」(人や軽量台車など軽量用)と合わせ、全国各地の生産工場などにてご使用頂いております。
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こちらの開発依頼を受けて"リフトマット"が誕生しました。 |
弊社の人肌のゲルのやわらかさを知っていただいたお客様より、「医療用モデルができないか」とお問い合わせをいただきました。
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人体のやわらかさに近い材質の 医療用ファントムモデルを作ってほしいのですが・・・。 |
弊社の人肌のゲルのやわらかさを知っていただいたお客様より、「医療用モデルができないか」とお問い合わせをいただきました。
打ち合わせを繰り返し、材料の必要特性、形状などの使用を決定しました。
お客様と確認しながら施策を繰り返し、人肌のゲルに混ぜる原料、形状に従った作成方法や手順などを検討。最終試作を行いました。
こうして医療用練習モデル、画像診断装置用のファントムモデルが完成しました。
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この事例は"人肌のゲル透明タイプ"で解決しました。 |
ゲルタックシートは強粘着力で柔軟性のあるシートで、本来、家具の転倒防止に使用していただくシートですが、 愛知県警ご担当者様がこのシートの粘着力に目をとめられ、繊維採取、DNA採取に使えるのではないかと、お問い合わせのお電話をいただきました。
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DNA採取用のキットを開発したい。 |
ゲルタックシートは強粘着力で柔軟性のあるシートで、本来、家具の転倒防止に使用していただくシートですが、 愛知県警ご担当者様がこのシートの粘着力に目をとめられ、繊維採取、DNA採取に使えるのではないかと思われたそうで、お問い合わせのお電話をいただきました。
訪問させていただき、ご要望をお聞きし、担保を優先した生産方法の考案など課題をいただいてきました。
DNA鑑定とは未知の世界でしたので、その分野に詳しい大学教授に相談しました。どの程度の皮脂を採取できたらいいのかなど教えていただき、弊社のゲルタックで十分採取できることがわかりました。
まずは、現場で使いやすいようグリップの付いた形状で試作品を提出、評価をしていただきました。
さらに形状の変更をし(ただ使いやすいだけではなく保存しやすいキャップなど)、採取物の採取方法・測定方法を確認しながら、試作を繰り返し、都度評価をしていただきました。
何度かの試作の末、客先評価にてOKをいただき商品化されました。
現在、さらに検査効率の良いものになるよう研究中です。
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この事例は"ゲルタック"で解決しました。 |
「やわらかな画面保護シートができないか?」とお問い合わせいただいたことから、お客様と共同でぷよシートの開発が始まりました。
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やわらかくて指で押した感触が伝わるような、透明で操作性にも優れる保護シートを作りたい。 |
「やわらかな画面保護シートができないか?」とお問い合わせいただいたことから、お客様と共同でぷよシートの開発が始まりました。
「こんなやわらかさのゲルがいい」「こんな形状がいい」など、商品に対して大きく期待をしていただきました。
試作を重ねて、「このゲルは柔らかいが画面が見づらい」「このゲルでは硬い」「やわらかくても透明性が悪い」など多くの問題があり、画面保護フィルムとして商品になるものがなかなかできませんでした。
「完成に近づいたと思えば、また一からやり直す」という繰り返しでした。
何度も失敗を重ねて、開発期間が長期になりましたが、ようやく商品化できる見通しがつき、共同開発車の方にも納得頂けるものになりました。
現在、ほかにはない画面保護シートとして販売しています。
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この開発依頼を受けて"ぷよシート"が誕生しました。 |
指紋などが付いては困る場所のホコリをピンポイントで取れるような物が出来ないか、というお問い合わせを頂きました。 まずは最適な素材探しです。弊社のゲルで何が一番適しているかを試してもらいました。
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指紋などが付いては困る場所のホコリをピンポイントで取れるような物が出来ないか。 |
お問い合わせのお電話をいただき、詳しいことをお聞きするためアポイントを取って訪問しました。
まずは最適な素材探しです。弊社のゲルで何が一番適しているかを試してもらいました。
粘着力がありすぎると製品そのものが壊れてしまうし、無さ過ぎればホコリがとれない・・・。お試しいただいた結果をいただき、社内では検討・改良をくり返し。
各素材をはさみで細かく切って鉛筆の先につけ、試験の毎日でした。このような試行錯誤の上、使用する素材を決定しました。
次は形状です。お客様からラフ画を頂き、それを元に金型を起こします。金型は、一度起こしてしまうと修正が容易では無いため、本当にこの形状で良いのか、生産体制に入った時に生産性が取れるのか、しっかり詰めておかなければいけません。 金型の面付けやどの様に生産をしたらコストが下がるかをよく検討し、ようやくお客様からのGOサインをいただきました。
ようやく形状も決まり納品にこぎつけ、解決。と思った何週間かのちに「ゴミを転写した後に変な跡が付いてしまう」とのお声。再度開発で原因を追求しました。
問題はペン先に付いたゴミを転写する転写シートでした。これは正直盲点でした。
急ぎ転写シートを改良、跡が出ないようなものに変えさせていただきました。
既に何回かの納品を経て、今はスムーズに流れています。現在はさらなる製品改良に取り組んでいるところです。
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この事例は"ハイパーゲル"・"ゲルタック"で解決しました。 |
吸着面にシボ(凹凸)があっても貼り付く強吸着力と、可塑剤を使用せずブリードしない(貼り跡のつかない)もので吸盤をつくりたい、というお問い合わせを頂きました。
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吸着面にシボ(凹凸)があっても貼り付く強吸着力と、可塑剤を使用せずブリードしない(貼り跡のつかない)もので吸盤をつくりたい。 |
最初のアクションはサンプルのご依頼と「吸着力(粘着力)の強いゲルはありませんか?」とのお問い合わせいただきましたので、すぐにカタログ・サンプルをお送りし弊社のゲルがどんなものかを確認していただきました。
その後、技術部の方から打合せの申し出があり、ご希望の仕様をお聞きしますと、車内で使用するということでした。
弊社のゲルは紫外線に弱いので、実は車内用としてはできれば使っていただきたくない所です。その旨を正直に説明いたしました。
すると、紫外線が直接当たらない工夫をするので、是非弊社のゲルで試したいということ。それならばと、細かい仕様を詰めていきました。
「吸着面にシボ(凹凸)があっても貼り付く強吸着力と、可塑剤を使用せずブリードしないもの」という希望に合う素材を提案し、いくつか試していただきました。
客先様で約半年がかりで何度も耐熱時のくり返しテストを行われ、90℃でくり返し接着1,000回をクリアしたということで、晴れて弊社のゲルが採用されました。
最初のお問い合わせから約2年かかりましたが、商品化させることができ、正直ホッとしています。
この商品、もしかしたら皆様のまわりでもう使われているかもしれませんよ!
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この事例は"ゲルタック"で解決しました。 |